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きのこの森

  
きのこの森とは、高野水登が主宰するコメディ多めの演劇団体。
そんなきのこの森の活動記。

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  • 04/20/13:00

ブログが長い

こんにちワニダさん。山田孝之の東京都北区赤羽がもうすぐ最終回でさみしい限りです。







主宰です。






話を短くしたいです。





正確には、簡潔に、かつ効果的に伝わるような文章、言葉を身につけたいです。





あっ、ほら、こうやって重ねることで長くなった。





そしてこれも蛇足。




蛇足、と書くことが、蛇足。





嗚呼堂々巡り






私の書くブログは、一つ一つがそこそこ長いと自負しております。




実際、ブログ一つ書くのに大体1時間半以上かかります。長いときは3時間くらいかかることもあります。




さすがにちょっと負担に感じ始めておりまして…





というかもうとっくに負担になってるからこそこんなにブログ更新が遅いのです…







ただ…だからといって、内容を薄くしたりはしたくありません。







ブログの参考にと、ちょこちょこ劇団系のブログとかみたりしてるんですが…





「今日は稽古でこんなことがありました!

画像

意味がわかりません笑

愉快な仲間でつくっております。

画像

あしたも頑張るぞ!

わー!!

わーーー!!!!」






大体これをテンプレートにして、手を替え品を替え更新しているようにみえてしまいます…。





ただ、もしこれが有名人だったりしたら、これでいいんです。私も、木村多江さんの「愉快な仲間」的オフショットとかみたいですから。





ですが、我々のような無名の劇団がやったところで…「だからなに?こんなことしてる間に稽古してろや」って思われるのがオチですから…。









では、長いブログを分割するというのはどうでしょう。






これが一番できません!






要するに、分割するということは、「連載もの」になるということです。






連載ものは、それぞれの区切りに「山場」がなければいけないのです。






それができません…。






「果たして!ここからどうなってしまうのか!続きは次回!」





こういうの、やりたいんですが、やるとしたら続きが気になって眠れないような山場をつくりたいんです。







そういえば一度、このブログでも前編後編にわけた記事を書きました。





内容は、グルメ探訪でした。





「果たして!次は何を食べてしまうのか!続きは次回!」






…私にはこの程度の山場しかつくれないのです。






とはいえ、私は翌日外出先で食べるものを検索して夜眠れなくタチなので、前編後編に分けました。








これが無理なら、一言であらゆる事象を伝えられるような表現を目指すしかないでしょう。






風が吹けば桶屋が儲かる






これですね。






否、わかりませんよね?






やはり、如何せんインターネットですから、表現には気をつかいます。






前回のブログでも、






「パニック映画をディスってるようにみられたらどうしよう…」

「災害が多いのが苦手なだけで、一つや二つならむしろそれが人生だから必要だと思ってるって書くの忘れた…」

「だったらウォルト・ディズニーの言った、魔法は一度だけっていう話も書いておくべきだったか…」






もうあれだけ長ったらしく書いても、まだ各方面への目配せが足りなかったとビクビクしています。





ブログは広報の意味合いもかねていますから、あまり嫌われるようなことを書くのはよろしくありません。






と、考えた結果。








「稽古たのしーい!充実ー!頑張りまーす!」








というブログが多いのも、れっきとした理由があるんだなと思いました。





非難のしようがありませんものね。








うーーーん……。









ですが私は






嫌われない






よりも






誰かに好きになってもらえる






ことを目指して






これからも長いブログを書き続けると思います。






いつか、井上ひさしさんのように、難しいことを優しく、優しいことを深く(以下略)書けることを目指して。







それでは、また次回。
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災害

こんにち割下。濃いめが好きです。





主宰です。





タイトルに「災害」とありますが。
 
 
 
 
 
これは、好みの物語を見分けるときの指標です。
 
 
 
 
 
個人的には、「災害の数が少ない物語」が好きです。
 
 
 
 
 
どういうことかといいますと。
 
 
 
 
 
まず、災害といって思い浮かべるのは、
 
 
 
地震、津波、台風、砂嵐、火山の噴火、豪雨、豪雪、寒波、地盤沈下、などなどなど…
 
 
 
自然災害、ナチュラルディザスター、の類を多く思い浮かべるのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
ここに加えて、
 
 
 
火事、テロ災害、原子力災害、などなどなど…
 
 
 
人為的な災害、人災、または事故ともいいますね。これも思い浮かびます。
 
 
 
 
 
これらを踏まえたうえで、私が勝手に定義付けした「災害」というのは、
 
 
 
 
 
 
 
「なんか知らないけど降りかかった辛いこと」
 
 
 
 
 
 
 
…まあ本当にざっくりなんですが、わかーりやすくこうまとめてみました。
 
 
 
 
 
さて、災害を扱った物語を思い浮かべてみますと。
 
 
 
 
 
 
パニック映画ですね。
 
 
 
 
 
 
有名どころで言いますと、デイアフタートゥモローとか、アルマゲドンとか、広く考えて宇宙戦争だとかが挙げられますね。





パニック映画というのは、とにかく、もう避けようのない災難が突然降りかかってきて、それに右往左往したり、どうやって立ち向かうか!というところに見所があります。
 
 
 
また、想像できないような非現実を描くわけですから、映像のクオリティやスケールの大きさ、迫力も大切ですよね。
 
 
 
 
 
 
さて、私は最初に、「災害の数が少ない物語が好き」と書きましたが、かといってパニック映画を否定したりはしません。 
 
 
 
パニック映画とは、非現実な状況の描写や、人々が夢想する「もしこうなったら…?」を視覚化したところに価値があるわけですから、物語にとやかく言うのは野暮というものです。
 
 
 
 
 
ダラダラと前置きが長くなりましたが私が言いたいのは
 
 
 
 
 
 
 
 
「パニック映画でもないのに災害ばっか起こす物語って何なの!?」
 
 
 
 
 
 
 
ということです。
 
 
 
 
 
 
 
私は映画、舞台、本、漫画、その他物語性のあるサブカルチャーに触れているとき、
 
 
 
 
「なんかガッカリするんだけど…うまく言語化できない…」
 
 
 
 
ということが多々あります。
 
 
 
 
 
単なる好みと一蹴することもできますが、そこは脚本家を目指しているので、分析するに越したことはありません。
 
 
 
 
 
そこでやっと、モヤモヤの一つが、前述の「なんか知らないけど降りかかった辛いこと」に当てはめると、スッキリ解決することがわかったのです。
 
 
 
 
 
 
例えば、こんなお話があったとします。
 
 
 
 
 
 
 
 
女子高生あやかちゃんは、転校生のあいこちゃんにいじめられてしまう。唯一の味方だった先生は、突然の人事異動でいなくなり、優しいお母さんはガンで入院。献身的な介護をするも長らく別居していた暴力的な旦那が突然現れて…。
 
 
 
 
 
 
 
 
私はこういうのが苦手です。
 
 
 
 
 
 
 
 
なぜなら、「なんか知らないけど降りかかった辛いこと」つまり「災害」が多すぎるのです。
 
 
 
 
 
 
 
災害をピックアップすると
 
 
 
 
「いじめっ子転校生のあいこ」「先生の人事異動」「母親の病気」「父親の襲来」
 
 
 
 
一見すると、人事異動や父親の襲来は例外に思えますが、「そのときに起こらなければならない因果関係」がないので、災害と言えます。
 
 
 
 
もしこれに、「先生が優しくしてくれたことが、逆に先生にあらぬ疑いをかけ、やむなく人事異動となった」とか、「母が倒れ、頼れる人物がおらず、やむなく嫌いな父に助けを求めた」など、何らかの因果関係があった場合は災害ではありません。(ただ、これじゃ陳腐なので納得できないと思いますが…。)






つまり、例にあげたこのお話。子供の悲劇を描いた人間ドラマに見えるんですが、
 
 
 
 
 
限りなくパニック映画に近いんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
人間ドラマというのは、「結果」よりも、「なぜそうなったか」が重要です。
 
 
 
 
 
「なぜいじめられたか」
「なぜ先生は異動しなければならなかったのか」
「なぜ母親は病気になったか」
「なぜ暴力的な父親が帰ってきたのか。そもそもなぜ暴力的なのか。」
 
 
 
 
 
ここに説得力があればこそ、人は物語の世界に没入し、感情移入することができます。
 
 
 
 
 
それが無かったり、曖昧だったりすれば、出来事は「災害」となってしまい、ドラマは失われます。
 
 
 
 
 
結果、物語の世界に入ることなどできないのです。
 
 
 
 
 
 
 
ここまで読んでくださった皆さんも、心当たりがあるのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
「えっ!?なんでこのキャラここで死んだのさ!」
「えっ!?せっかく幸せだったのに、病気にしちゃうの!?」
「ど、どうしてここでコイツとコイツがバッタリ出会うんだ…?」
 
 
 
 
 
連載ものでよく見かけますよね。
 
 
 
 


これは本当に、ただただ書き手の都合です。
 
 
 
 
 
物語とは、常に前に進めなければなりません。
 
 
 
 
 
オフビートとかロードムービーでもない限り、物語が停滞することは許されないのです。

 
 
 
 
 
前に進まなければ、マンネリ、ダレ、中だるみというレッテルを貼られます。
 
 
 
 
 
ですが、物語というのは何か劇的なことを起こさないと進みません。
 
 
 
 
 
もう理由とかいいからとりあえずそうなったことにしちゃえ!と、理屈を抜いて書いてしまうんじゃないかと思うんです。

 
 
 
 
 
そこに、ビジュアルや楽しさ、萌えとか、そういう付加価値があれば物語が進まなくてもいいんですが……

 
 
 
 
 
 
 
 









なんか、連載という言葉を出して思い出したすごくわかりやすい例を思いついたので書きます。
 
 
 
 
 
 
 
「キン肉マン」や「ドラゴンボール」というのは、理屈抜きで、強い奴のあとにさらに強いやつがきて、それを倒す!という話の典型です。
 
 
 
 
 
しかし、世界中で愛されています。理屈抜きの面白さがあるからです。
 
 
 
 
 
 
 
そして、「ワンピース」は、作者、尾田栄一郎さんの「理屈抜きの面白さはキン肉マンとドラゴンボールで完成しているので、全てが理屈で繋がる物語を書きたかった」という思いがあって、あの壮大な物語は成り立っています。








私は、キン肉マンもドラゴンボールもワンピースも好きですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
ワンピースがやっぱり一番好きです。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして苦手なのは
 
 
 
 
 
 
 
 
「君に届け」の絵柄と設定で内容は「キン肉マン」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…ちょっと長くなった上に最後よくわかんなくなりましたが…

 
 
 
 
 
少しでも「ああ、わかる気がする」とか思ってもらえたら嬉しいです。
 
 
 
 
 
私もいつか、ワンピースみたいなお話を書けるよう頑張るぞーわー

 
 
 
 
 

というお話でした。

ショートとスモール

こんにちハイジ。クララのばか。人でなし。
 
 
 
 
 
主宰です。
 
 
 
 
 
今回は、社会風刺ネタです。
 
 
 
自分で言うのもなんですが、必見です。きっと、社会のあり方について考え直すきっかけになると思います。
 
 
 
 
 
スモールとショート 
 
 
 
思いつくのはそう
 
 
 
 
コーヒーですね。
 
 
 
 
正確に言うと、大手カフェチェーンですね。
 
 
 
 
私は、サンマルクカフェでバイトしています。ちなみにサイズ表記はS.M.Lです。
 
 
 
そして弟は、常に顧客満足度1位を誇る、カフェチェーンの第一線、スターバックスで働いています。ちなみにサイズ表記は、Short.Tall.Grande.Ventiです。
 
 
 
 
スモール、ミディアム、ラージ。
 
 
 
ショート、トール、グランデ、ベンティ。
 
 
 
 
 
かつて、スタバが流行り始めのころ、「なんだよショートって!スモールじゃダメなのかよ!紛らわしい!」とか思っていた頃がありました。
 
 
 
しかし、現在スタバはオシャレカフェチェーンとして確固たる地位を確立し、今や、「ショート?常識でしょ?」とでも言いたげな若者が跋扈し、負けじと田舎者やアラフォー以上がスタバに押し寄せています。
 
 
 
 
 
結果…
 
 
 
 
 
ショートとスモールの境界線が曖昧になっているのです。
 
 
 
 
 
 
これは気のせいなんかじゃありません!!実際に2年半サンマルクカフェで働いてきたからこそ実感した事実なのです!!
 
 
 
 
 
思えば異変を感じ始めたのは一年ほど前…
 
 
 
 
 
私の働いているサンマルクカフェの向かい側には、スタバがあり、もちろんスタバのほうが人気なので、スタバに座れなかった人たちがサンマルクカフェに流れてくることが多々ありました。
 
 
 
私はこれを、「スタバ難民」と呼んでいます。
 
 
 
スタバ難民の特徴は、スタバで頼めることを他のカフェでも頼めると思い込んでいること。
 
 
 
 
「ソイ…あります?」
 
 
 
 
「ココアにホイップ乗せてくれません?」
 
 
 
 
「キッズ用飲み物あります?」
 
 
 
 
「カップ、あつ〜くしてね!」
 
 
 
 
「デカフェあります?」
 
 
 
 
「フラペチーノみたいなのあります?」
 
 
 
 
スタバ行けや!!!!!!!(心の叫び)
 
 
 
 
そんな、選民主義エリート思考のスタバ難民を見分ける簡単な方法がありました。
 
 
 
 
 
「コーヒー。ショートで。」
 
 
 
 
 
スモールや!!!!!!!!!(心の叫び)
 
 
 
 
 
こんな具合で、SML表記のサンマルクカフェでショートと頼む人がいたら、「ああ、スタバに入れなかったんだなあ」と思っていました。
 
 
 
 
 
 
…が。
 
 
 
 
 
 
時が流れゆくにつれ…。
 
 
 
 
 
 
「コーヒー、ショートで。」
 
 
「Sサイズですね〜かしこまりました〜」
 
 
「カフェラテと、ブレンド。両方ショートで。」
 
 
「かしこまりました〜」
 
 
「アイスコーヒーショート」
 
 
「……は〜い」
 
 
 
 
 
シ ョ ート っ て 頼 む 人 が 増 え て る
 
 
 
 
 
これは間違いありません。断言します。増えてます。
 
 
 
これはえらいことです。
 
 
 
同じSなんだからいいじゃん。
 
 
 
とんでもない!!!!
 
 
 
私も脚本書きの末端です!言語の乱れは許せません!!!
 
 
 
ましてやねえ、日本語が乱れた代わりに、英語教育に力入れてるんでしょう?サイズくらいちゃんと言えや!!!
 
 
 
 
 
ここで、S.M.Lと、Short.Tall.Grande.Ventiのサイズ表記の意味を確認しましょう。
 
 
 
 
Small
 
小さい
 
 
 
Medium
 
中間、中庸
 
 
 
Large
 
大きい
 
 
 
 
続いてスタバ基準
 
 
 
 
Short
 
(背が)低い、短い
 
 
 
Tall
 
(背が)高い
 
 
 
Grande
 
イタリア語で「偉大な」
 
 
 
Venti
 
イタリア語で「20」このサイズの容量が約20オンスであることからだそう。
 
 
 
※なぜGrandeとVentiだけイタリア語かというと、スタバはイタリアのカフェスタイルを取り込んで成功したので、創業者が敬意を払ってイタリア語のサイズ表記にしたんだそうです。
 
 
 
 
 
ほら、日本語にするとわかりやすいですよね?
 
 
 
 
ショートとLで!
 
 
 
低いのと大っきいの!
 
 
 
 
嗚呼ダサい!!!!
 
 
 
こんなにダサくて幼稚なことしてなんで耐えられるんでしょうか!?
 
 
 
知ってる私がオシャレで、間違える人がダサいとか、そういう優越感に浸ろうというわけではないんです!
 
 
 
「俺、オシャレだろ?」「私、知ってますから」という顔で「ショート」と頼むダサさについて言及しているのです!
 
 
 
 
しまいには…
 
 
 
 
 
コーヒー。トールで。
 
 
 
 
 
T っ て ど こ に か い て あ ん だ よ ! ! !
 
 
 
 
 
言いたいけど言えない苦しさ。
 
 
 
 
 
しかし、バイトの同僚は戦いました。
 
 
 
 
 
トールって頼まれたの、一度じゃないんです。たまにあるんです。
 
 
 
 
お客さん「トールで。」
 
 
 
同僚「すみません。当店のサイズ表記はSMLなんですよ〜。」
 
 
 
 
 
正しい!
 
 
 
 
 
しかし、それに対して
 
 
 
 
 
お客さん「チッ……Lで」
 
 
 
 
 
そ こ M じ ゃ ね ぇ の か よ ! !
 
 
 
 
 
なぜ…なぜトールと頼んでLになる!グランデかベンティならまだしも!!
 
 
 
 
 
ゼェ…ゼェ…
 
 
 
 
 
ですが、最近感じたことは…
 
 
 
 
 
 

 
スモール界とショート界の境界が曖昧になっているんじゃないかということ。
 
 
 
 
 
 
 
一度、あまりのことに放心してしまった出来事があります。
 
 
 
 
忘れもしない。渋谷のエクセシオールカフェでのことです。
 
 
 
 
ショートスモール問題に敏感になっていた私は、きちんと確認しました。
 
 
 
 
よし、ここはSMLだ。ちゃんと書いてあるぞ。

 
 
 
 
 
ぼく「コーヒー、Sサイズで」
 
 
 
 
 
 
店員「はい、コーヒー、ショートですね。」
 
 
 
 
 
 
…………。
 
 
 
 
 
………は?
 
 
 
 
 
…オイ。
 
 
 
 
 
 
じ ゃ あ M は な ん な ん だ よ ! !
 
 
 
 
なんでこっちが恥かいたみたいになってるんだ!!!
 
 
 
あなたスタバ行きそうな見た目ですもんね!セミロング!マロンブラウン!十中八九大学生だ!スタバに憧れたけど倍率の高さで(弟がスタバに入ったときは、なんと応募が120人もいたうちの3人しか受からなかったそうです。倍率40倍!!バイト不足のこのご時世にスタバは素晴らしい!!)入れなくって、なんとなくカフェへの憧れで入ったエクセシオールカフェでもスタバを引きずってるわけですか!?
 
 
 
 
…偏見で人を決めつけてはいけませんね。
 
 
 
でも……ぼくは間違ってない……!!
 
 
 
 
 
 
ただ、そんな私にトドメの一撃を喰らわせる出来事がつい最近ありました。
 
 
 
 
 
 
サンマルクで働いているときのことです。
 
 
 
同僚の女性が、外国人のお客様にサイズの説明をしていました。
 
 
 
外国人のお客様の場合、「SML」と言うだけじゃ伝わらないことがあるんですね。
 
 
 
 
 
 
 
同僚「サイズはショート、ミディアム、え……え、エルがあります。」
 
 
 
 
 
 
 
…。
 
 
 
 
 
 
……。
 
 
 
 
 
 
 
………私がおかしいんでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
ショートでもスモールでもどっちでもいいんでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
ショートの次はミディアムでいいんでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
Lサイズは「エル」なんでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
ただ…せめて…このブログを読んだ皆さんは…
 
 
 
 
 
 
 
ショートとスモール、使い分けに少し気を配っていただければ幸いです。
 
 
 
 
 
 
 
他ならぬ…あなた自身のために…。
 
 
 
 
 
 
 
店員は…見ています…。
 
 
 
 
 
 
クヒヒ…。
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなこと考えてたらばかばかしくなったのでバイトやめました。
 
 
 
 
オープニングスタッフの入った1ヶ月後に入り、2年半働きました。
 
 
 
 
やめた記念というわけではありませんが、振り返りにこんなこと書いてみましたとさ。
 
 
 
 
それではまた次回。

芦澤知鼓ことあちこさんとの会食

こんにちハックドラッグ。危ないクスリは売ってません。
 
 
 
 
 
主宰です。
 
 
 
 
 
 
ぼちぼち、次回公演の話をしたいのですが。
 
 
 
最近ぼーーーーっとしているので本当にぼちぼちになります。
 
 
 
 
 
先日、次回公演に出演してくださる女優さん、芦澤知鼓ことあちこちゃんと会食しました。会食、いい響きですね。
 
 
 
大学の近くにある、ポカラキッチンというインドカレー屋さんです。


 
 
 
 
 
 
 
ナン食べ放題だし、美味しいしでコスパ最高です!
 
 
 
 
 
あちこちゃんにカメラを向けると

 
 
 
 
 
あちこ「ちょっとまってください」
 
 
 
ぼく「はい」
 
 
 
 
 
あちこ「……ハイ、どうぞ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
完璧な笑顔ですね。
 
 
 
自分がどう写っているかを熟知しております。これぞ女優。アイドル。アイドル女優。
 
 
 
 
 
なんだか手のひらの上で踊らされてる感じがして悔しかったのでその後もシャッターを切り続けました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あちこ「ちょっ…!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あちこ「ちょょっっ……!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
躍動感あふれるいい写真が撮れました。
 
 
 
 
 
私はこういう…それっぽい言葉を使えば…「日常を切り取る」的な?「何気ない仕草の一瞬を捉えた」的な?そんな?写真が?好きなんです?
 
 
 
 
 
 
次回公演にむけて、どんな役がやりたいかを聞いてみました。
 
 
 
 
私は、割と役者さんにどんな役がやりたいかを聞いたりします。
 
 
 
もし希望が叶えられそうなら、そういう役を書きます。やりたいことがやれたほうが、やる気も出ますからね。
 
 
 
それから、その人自身を知るヒントにもなります。これは重要です。
 
 
 
 
思いつきですが…例えるなら、脚本はレシピ、役者は食材、演出は料理人みたいなものと考えてみてください。
 
 
 
せっかく鮮度のいいお魚が手に入ったとしても、ボロっボロになるまで煮込んでしまったら、それはとてももったいないですよね。
 
 
 
逆に、ギチギチに固い牛のスネ肉も、トロットロになるまで煮込んでやれば、美味しい料理に大変身するわけです。
 
 
 
食材の良さを知り、どう活かすか。これを見誤ると、せっかくの良い食材たちも、力を発揮できないわけです。
 
 
 
そして、ここに上下関係はありません。ここがミソなのです。
 
 
 
レシピがなくとも、料理人がいなくとも、食材さえあれば、食べることはできます。
 
 
 
レシピと料理人だけでは、食卓に食事をお届けすることすらできないのです。
 
 
 
ちょっと悔しいですが、それほど役者さんというのは重要なのです。
 
 
 
 
話はそれましたが、とにかく、役者その人自身を知ることは、大切なことなのです。
 
 
 
 
 
 
ぼく「あちこちゃんはどんな役がいいの?」
 
 
 
 
 
 
あちこ「エロいお姉さんがいいです!」
 
 
 
 
 
 
……う、うん。
 
 
 
 
 
いやーー………。
 
 
 
 
 
……き、貴重な情報でしたね…。
 
 
 
 
 
そうかあ、エロいお姉さんかあ。うん!考えてみるよ!うん!
 
 
 
なんてったって僕は、高校のときに女の子に舞台上で下着姿で踊らせた人だからね!!
 
 
 
 
 
さあ!あちこちゃんがエロい役になるのか!乞うご期待!!
 
 
 
 
 
 
…こんな感じで、次回関わってくれそうな人との話とかで、間を保とうと思います。
 
 
 
 
それでは、また次回。

おくすりのめたね♪

こんにち歯車。狂ったらおしまいですね。
 
こんにちは。主宰です。
 
タイトルからお察しの通り、また麻薬の話です。
 
とにかく麻薬が大好きなんです。ご理解のほどよろしくお願いします。
 
私は、麻薬撲滅キャンペーンに、何か陰謀のようなものを小学生のころから感じていました。
 
母の影響で、「夜回り先生」という愛称で有名な、水谷修先生の著書を大体読んでいました。ドキュメンタリーも観ました。
 
そこには麻薬中毒者の凄惨な末路が生々しく描かれていました。文字だからこそ伝わる恐怖。他にも、援助交際の末エイズになってしまった女の子の話などは、文章を読んだだけなのに映像としてハッキリ脳にこびりついているほどです。
 
今ふと思ったのですが、なぜ母は小学生の私にこんなものを読ませたのでしょうか。本当に子供が読むものじゃないんですよ。しかも母は文庫を開くほどの絵本好きなので、別にこういうのだけ読んでるわけじゃありません。
 
ああ、裏社会への興味はこういうところから来ているのかもしれません。
 
母さん、僕はこんな子に育ってしまったよ。
 
でも、水谷修さんの本は、漫画化もされていますし、とてもよい本なのでオススメです。
 
閑話休題
 
そんなわけで、麻薬の恐ろしさは身にしみていたわけです。
 
麻薬教育(すごい響きですね)は、確か小学校の高学年から保健体育で始まったと思います。
 
しかし、そのあまりのぬるさに驚いたことをおぼろげに覚えています。
 
内容は非常にボンヤリとしています。まだここは、小学生には難しいからかな?とも思ったのですが、麻薬による後遺症の欄にある写真は、脳のCTスキャン。いや…これは伝わりづらいだろう…。
 
やさしくしたいのか難しくしたいのかわからないその内容は中学生になっても変わらず、悶々とし続けました。
 
なんかモヤモヤする…
 
そして最近、違和感の正体について一つの結論が導き出されました。
 
「麻薬を使用すると気持ちよくなることを隠さない」
 
例えば、保健体育の教科書など、「一時は気持ちよくなるけれど、それがないと苦しくなって、また使ってしまいます。こうして身体がボロボロになっていくのです。」
 
みたいなことが大体書いてあるんですが。
 
これ使いたくなりませんか?
 
「気持ちいいって、どういうことだろう」という、興味を引く書き方をしている気がするのです。
 
「ダメ、ゼッタイ!」のキャッチコピーは非常に有名ですが、言葉の強さと内実が噛み合っていないように感じます。
 
また、子供というのは好奇心の塊です。同時に、世間知らずで、リスク管理ができない生き物でもあります。
  
あんな説明されたら、「気持ちいいなら別に寿命縮まってもいーし!」とか考えても不思議ではありません。
 
中学生や高校生の喫煙の動機なんて「背伸び」以外の何物でもないわけです。私には、日本の麻薬教育が、そうした子供たちを煽っているように思えるのです。
 
例えば、私たちはなぜ信号を守るのでしょう。
 
危ないからです。
 
「赤はダメ!」と、一方的に叱られながら、しつけられたと言っても過言ではありません。
 
例えば、私たちはなぜ万引きをしないのでしょう。
 
犯罪だからです。
 
というより、もう、とにかく思考の片隅にすら置いてはいけないことという認識です。
 
私にとって麻薬教育は
 
「信号が赤のときに渡ると、目的地に早くつけるよ。絶対に事故にならない、気をつければ大丈夫って思うでしょ?だって早くつけたんだもんね。でも車がきて危ないよ。最悪死んじゃうこともある。だから赤のときに渡っちゃダメなんだよ」
 
とか
 
「万引きって、お金を払わずに色んなものが手に入るんだ。それはすごいことだし、またやっちゃうんだよ。でも、やめられなくなっちゃうし、もし警察につかまったらおしまいだよ。」
 
とかそんな風に見えるんです!!
 
大体、極論すると「やれば気持ちよくなる」って言う必要ないと思うんです。
 
だって一度もやったことなければわからないまま生きていけますし。
 
そもそも、「一度もやったことない人」と、「一度やった人をやめさせること」これまったく違うと思うんです。
 
本質を伝えるために気持ちよくなることを教えなきゃいけないなら
 
なんであんなほんわかしたイラストで伝えようとするのか!
 
こいつですよ!!
 
 
 
こいつゼッタイ薬キメてますよ!!
 
「浮気は絶対やめたほうがいい。俺はそれで散々痛い目みてきたからな〜」って言っといて実はその武勇伝語りたいだけのオッサンの顔してますよ!
 
ニヤニヤしやがって!
 
私こいつが憎たらしすぎて、小学生のころ区民祭りでこいつの描かれたバンソウコウもらったのいまだに覚えてますよ!
 
もっとこう…グチャミドロの悪の権化みたいなやつが「ダメ、ゼッタイ!」って言ってたほうがまだ説得力ある!
 
こいつとか!
 
 
 
キャー怖い!!
 
あっ、そう、今日ゴジラみてきてテンション高いんすよ!!!感想書きますね!!!
 
閑話休題
 
というわけなんです。
 
私には麻薬教育が
 
「酒、タバコはほどほどに」
 
と、言われてるような気がするんです。
 
なぜ、酒、タバコがなくならないか。
 
税金がたくさん入るからです。
 
麻薬にもそういう臭いを感じるのは、私だけでしょうか。
 

 
私だけですね!!!!
 
また次回!!!!!!