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きのこの森

  
きのこの森とは、高野水登が主宰するコメディ多めの演劇団体。
そんなきのこの森の活動記。

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  • 11/13/16:40

三次会

こんにち春巻。春ですね。

主宰です。

ブログの更新頻度が下がっています。これはいけません。


ですが、今回はネタがあります!



昨日は再び前回公演のメンバーと集まっての飲み会でした!三次会です!

真面目な話も、バカ話もできて、とても楽しい時間を過ごせました。
はじめこそ、「粛々と飲もう」という話だったのに、最後はうるさかったです。嫌な客ですね。

未成年の人たちは禁酒を守りました。偉いですね。こんな具合にです。

…なんだか、背徳的ですね。
ちなみに私は下戸も驚くスーパーサイヤ下戸なので、成人なのに禁酒レベルです。

 
次に何をやるかについてもちょっと話しました。
 
今年は、お客様が楽しめることを沢山やりたいですね。
 
と言ったら、遅筆な私に、「ぜってぇ無理だよ!!!」という辛辣な意見を浴びせられました。
 
頑張ります。

 
それではまた近いうちに。
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舞台装置ができるまで

こんにちはんぶんこ。主宰です。


前回の続き、How To 舞台装置ということで。


百聞は一見にしかず。製作風景の写真を舞台装置担当の野口さんに貰おうとしたら、


「…別にそんなに撮ってない」


と、言われてしまいました。いきなりつまづきました。


しかし!それでもあることにはあったので、その写真から舞台装置ができるまでを紐解いていきましょう。


こちらです。


…。



………?


ちょっと意味がよくわかりませんね。


順を追って説明しましょう。


まず、牢屋の鉄格子となる部分は、塩ビパイプになっております。


塩ビパイプ全体を黒スプレーで塗装したあと、銀スプレーをわざとムラになるよう吹きかけ、使い古された質感を出したのです。


ですが、塩ビパイプのみでは軽すぎて危険です。客席に倒れる可能性があります。


ここで登場するのが、鉄です。


細身の鉄パイプと、正方形の鉄板を垂直に溶接。鉄パイプを塩ビパイプの中に、さながらトッポに入るチョコレートが如く差し込み、固定して、重さと強度を強くしたのです。


なんということでしょう、鉄格子部分は塩ビ。目に見えない重りの部分が鉄製だったのです。これで、程よい重さとリアリティを両立した舞台装置が完成したのです。
文中に、聞きなれない用語がでてきたと思います。「溶接」主宰もよく意味がわかりませんでした。
なんと、野口さんが所属する日芸美術学科彫刻コースの全員が、アーク溶接の免許を持っているのです!!


他にも色々持っています!すごい!多分皆さん路頭に迷うことはないでしょう。芸は身を助くとはよく言ったものです。僕は運転免許すら持っていません。


そして、鉄を使ったからお金もかかったろうと思ったら、「大丈夫だよ、鉄クズだから」とのこと。演劇学科にはよくわかりません。鉄クズの概念が覆りました。

また、写真に写っている男性は、野口さんの彫刻コースの友人だそうです。他にも、彫刻コースの方々や、彫刻コースの教授さんにまで、アドバイスやお手伝いをしてもらい、完成した舞台装置なのです。


おかげさまで、どれも綺麗で、丈夫な装置になりました。机や椅子などは普通に使っても申し分ない強度なので、引き取り手ができるほどです。皆様、本当にありがとうございました。


そんなこだわりの詰まった舞台装置を、是非みにきてください!

と、公演前に言えるのが一番なんですね。反省しました。次回があるとしたら、公演前にやります。

手作り

こんにちは。ブログの更新頑張ります。主宰です。

突然ですが、軟下弁護士がつけていた弁護士バッチ

これは、主宰の手作りです。

確か、最後の稽古日の前日夜に、「あ、やばい、無い」ということに気づき、仕方がないので作りました。

FIMOという、オーブンで焼くと固まる粘土で作ります。成型し、焼いて、プラモデル用の塗料でペイントしました。


パッと見、こだわっているように見えますが適当です。成型するときに使った工具は、デザインナイフと、少林寺拳法初段認定のカードと、シャーペンの消しゴムのフタです。

とにかく本番前に寝不足になりたくなかったので、短時間で終わらせました。主宰は神経質なので、時間があるととことんこだわってしまいます。この弁護士バッチも、時間がないのにわざわざバッチ中央の天秤まで作ってしまいました。


…誰にもツッコまれなかったのが、少し悲しかったです…。だからこうやってブログで自己主張してるんですがね…。


まぁ…小さいですからね…気づきませんよね…。



……別に作らなくてもよかったかなぁ…。




…。



と、このように、主宰は高校まで美術系の人間だったので、手作りのものが好きです。

デジタルの時代になっても、やはり本物がなければデジタルも存在し得ず、手作りの良さは永遠だと信じております。


その志は舞台美術の野口さんも同じようで、舞台装置、フライヤー、当日パンフ、チケットに至るまで、細かなこだわりが見られます。

こちらが今回のフライヤー、当パン、チケット
フライヤーや当パンは、作業こそパソコン上で行いますが、その作業は地道を極めます。

フライヤーの表面、背景にベタベタ押されてるのは手跡と足跡です。これは全体の色の調和をみながら一つ一つペタペタ押してます。


私も隣でここにはこの色!と偉そうに指示出ししていましたが、目がチカチカして気が狂いそうになりました。


フライヤーを半分に折って、右側と左側を見比べてみると、微妙に色合いのバランスが違うんですよ。



極めつけはチケットです。

こちらは、野口さんが消しゴムハンコを作って、一つ一つペタペタ押して作っているのです!

前回公演も同じ手法でした。その時は分担作業でスタンプを押していたのですが、「スタンプを押す位置が気に食わねぇ」と、今回は全て一人で、250枚分のチケットをペタペタ作ってくれました。


職人です。もう通り越して頑固オヤジです。
本当に女の子なんでしょうか。


人を殺せる道具をたくさん使いこなすことができるので、怒らせると大変なことになります。


長くなったので、装置についてはまた次回。

スタッフ紹介

こんにち葉っぱ。主宰です。
本番が終わってから、ひっそりとスタッフ紹介をしていきたいと思います。
スタッフとキャストの関係というのは、なかなか複雑なものがあります。
役者はスタッフに支えられています。それを理解し、スタッフに感謝する役者は、とてもいい役者さんだと私は思います。
だからといってスタッフが役者より偉いわけではありません。主宰を含めた裏方は、とにもかくにも役者がいないと存在すらできないからです。
「面白いものをつくりたい」という志は同じはずでも、その関係は、上下関係や、友情ではくくれない、依存にも似たところがあります。
そんな複雑な距離感の中で(一体何の話をしたかったのでしょう)、素晴らしい仕事をしてくれるスタッフの皆さんを紹介していきます。
音響 だしまき
本名村上美月(だったはず。あだ名が定着しすぎています)。クールなサウンドをグルーヴィーなビートでお届け(?)

あの、こんな紹介になってごめんなさい。本当に、任せてしまうので、よくわからないんです。任せた!というと、わかった!と言って次の日には音ができています。高校の頃からの仲ですが、いつから文句言えなくなったんだろう…シビれます。

あっ、スピーカーを吊り込むときに手が届かなくて主宰が手伝いました。それくらいしか卑屈な紹介が思いつきません。

舞台監督 木下千尋
木下千尋は世を忍ぶ仮の姿。ピンピンと呼ばれ恐れられている。

その舞台監督ぶりには主宰役者共々むせび泣くほど。優しさに溢れています。「やりやすい」「歩きやすい」お客様の目には触れませんが、劇場裏の変化はプチビフォーアフター。なんということでしょう。あれだけ狭い通路から平台を撤去し、LEDで照明も確保。以前とは比べものにならない住み心地に。
衣装も作ってくれたりして、もう舞台監督以上の仕事をしてくれました。褒めてばっかりでらしくないですね。あ、小さいです。

照明 山本哲詩
又の名をヒョンス 韓国人ではありません。エキセントリックなライトアートをビビッドに時にナチュラルに表現する灯体の呪術師兼LEDの魔術師。

あの…本当に照明は…もう指示が我ながらひどいもので…「なんか…あったかい感じ」「なんかこう…盛り上がってく感じ?」とか抽象的すぎる注文を「おお…おお、わかった」と言って引き受け、本当にわかったのかよと理不尽なこと考えてたら、思ってた以上のことをやってくれて、「ふぇ〜こうなるんだ〜」とか思わず口走って主宰って何のためにいるんだろうと思う存在です。
あと、趣味でLED照明を持ってます。「趣味」です。虫も殺さないような顔をしていますが、多分変な人なんだと思います。



舞台美術 野口紗綾さん
通称ぐっさん。後輩がぐっさんさんというと、「ぐっさんでいい」というので、もし呼び捨てにするとしたら「ぐっ」と呼ぶしかありません。
舞台美術のみならず、フライヤー等宣伝美術もやってくれるマルチアーティスト。最近は主宰の考えが恐ろしいほど伝わってしまいます。
壮絶な舞台装置製作などについては、この後のブログで紹介します。学生のやることじゃありません。職人の技術によってあの装置たちはできています。

制作補佐 梶原優
通称カジキマグロ。主宰が考えましたが定着しませんでした。
いつでも稽古場にいてくれるのでとてもありがたいです。今回が小劇場で初の制作でしたが、色んなものを学び取ろうと努力していました。小さな仕事も「わかりました!」と気持ち良く引き受けてくれるので、本当に助かりました。今後、頼りになる制作さんになると思います。

また褒めてばかりで卑屈さが無いですね。あ、小さいです。
制作 谷陽歩
通称タニータ、又はアッキーホ。どれも定着しませんでした。
素晴らしい仕事ぶり。こんなにできる制作さんには初めて出会いました。「これやった!?」「もうできてますよ!」「アッ、ハイ!」ずっとこんな感じ。お金のことは神経質に管理しなければなりませんが、彼女のおかげで本当にラクになりました。

たまにどこをみてるかわからない目をしながら怒られます。ゴメン。
…褒めてばかりですね。
全体的に言えることは、「言わなくてもやってくれる」「言ったこと以上のことをやってくれる」ということです。
信頼できる素晴らしいスタッフがいるからこそ、公演は成り立ちます。主宰は本当に幸せです。
でも、次手伝ってくれる保証はありません。泣きそうです。次もやりたいです。
目には見えない部分を知ってほしいと思い、スタッフ紹介を書きました。

それでは、また次回。

キャスト紹介の反省と、千秋楽


……。


………あの。


ど、どうですか?

ああいうキャスト紹介が主宰は苦手です。


どうも、主宰です。
やっぱりあっちのほうがいいんですかね?

何だか、「俺たちマジヤバくね?」「やっぱ個性あるわーw」「普通じゃないが普通だわーwww」って感じがにじみ出てて痛々しくありませんか?


舞台美術担当の野口さんにブログのアップロードをやってもらってるのですが、

「このブログくっそうぜーな」

と言われてしまったので、やっぱり僕は、少し卑屈なくらいでやっていこうと思います。

そんなことを考えていても、仕方ありませんね。


千秋楽終わりました。
沢山のお客様に来ていただき、本当に嬉しかったです。
楽しんでいただけたでしょうか。

私には、人に伝えたいことや、自分の表現する芸術をみせたいという欲求がありません。

演劇をやる理由は、楽しんで頂くためです。

交通費と時間をかけ、チケット代と上演時間を割いて観に来てくださったお客様に、
「面白かった」と、少しだけ元気になってほしい。

もし、その通りになったのなら、これほど嬉しいことはありません。

最後に、ご来場くださったお客様。本当にありがとうございました。


次があるかはわかりませんが、反響が良かったり、主宰がムズムズしてきたらやりたいと思います。

これからもきのこの森をよろしくお願いします。

多分劇場版になると思います。

それでは、またいつか。

(これからはがんばってブログはちまちま更新していこうと思います。)