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きのこの森

  
きのこの森とは、高野水登が主宰するコメディ多めの演劇団体。
そんなきのこの森の活動記。

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  • 11/13/16:34

画像の供養 ビギンズ

こんにちハワイアンズ。行こう。行こう。湯の国へ。






主宰です。







他のブログを見習うべきですね。







毎日の更新。豊富な写真。楽しそうな様子の主張。役者さんのオフショット。






このブログは劇団を紹介する上で必要なものが本当に欠けていると思います。







無駄に長いし…







というわけで、今回は文章は少なめに、撮りだめした画像の供養をしたいと思います。









Pitという古典カードゲームの名作をしています。

アナログゲームと演劇の相性は抜群だと思うのですが、中々難易度の面でいいものが見つからず、試行錯誤の末やっとたどり着いた一つの答えです。

ギャーギャー騒ぐので喉が潰れることを除けば、ウォーミングアップにオススメです。









ジャズヒであり、K-ポッパーでもあるクノユッキーナさんが、カンナムスタイルを伝授しています。

ミスこんにゃくがついていけてないあたりが微笑ましいですね。









ご飯を食べる姿というのは、微笑ましいですね。

食べてる最中もカメラを気にするミスこんにゃくと、マイペースな性獣と、ケーキが食べたくて仕方がないジャズヒ。










松屋をテイクアウトなんて、味噌汁つかないのになにやってるんですかね。

さすがナンパ師。味噌汁よりも、女を品定めする目をしています。










タスクくんはアホみたいに飯を食います。

正確には、カロリーにしか興味のないアホな中学生みたいなものを食べます。

そんなことより、鮭みたいな色合いのパーカーが気になりますね。








ケーキ食べれてよかったね。







貴重なカメラ目線でない写真です。









ハムッ










にっこり










ハムッ









にっこり









デ〜ブデブデブ。みんなのケーキ、ボクが食べちゃうデブ〜。










からあげ食べちゃったら、甘いものとしょっぱいものの無限ループが始まっちゃうデブよ〜









犯人は踊るというカードゲームをしています。

犯人カードを持っている人を当てるという、お手軽な推理、心理ゲームで、大変盛り上がり、稽古時間が潰れます。

タスクくんはこのゲームのために、うそ発見器を買っていました。









遅刻すると、たまに入り口にこれが置かれます。

置いてあるだけです。

きのこの森に残る、悪しき風習by高校時代からの友人









うまく写真がとれなくて、何度もやらせました。

つらかったろうに。






今回はこの辺にします。






食ってる写真ばっかりですね……。







それでは、また次回。
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身体性と視覚性

こんにち破傷風。昔の漫画ばかり読んでいたので、小学生のころは破傷風に怯えていました。




主宰です。








身体性と視覚性







これは劇団きのこの森の、というか私の、永遠のテーマでもあります。




公演やるたんびに脚本かくたんびにバカの一つ覚えげふんげふん




幾度となく偉い人から注意され続けてきた、身体性。





無言の圧力をかけられていた、視覚性。




台詞劇が好きなんだから身体性なんてなくて当たり前だろうがよ!!!でも人が棒立ちで喋ってるだけじゃ飽きるのか!!!それもまあわかる!!!




視覚性は……まあ……美術には……こだわったほうがいいとは思うけど……




もういい加減イヤになったので、ここらで一発、毎度毎度ネチネチネチネチ責められる点(恐らくこれは被害妄想です)を改善したものをつくろうと思いました。





まずは身体性を補うために







パリピを呼びました








※ドーナツで人望を得るパリピ





彼はなにせダンサーでDJ。音楽性と身体性の塊のような男です。





初対面の人しかいない場所に放り込んでも、すぐに打ち解けられるパリピスト。おまけに教えるのもうまいパリピマスター。





彼の専門はロックダンスというもので…なんだその…どういうものかといいますと…ダンスが下手くそな人がつくったという、ビシッ!バシッ!と指さしたりするダンスです。伝わりませんか?





しかし、ロックダンスだけではまとまりません。






シェイクスピア劇からスムーズにロックダンスに運ぶにはどうするか。





パリピ「ジャズヒに任すわ」






※小学生みたいなTシャツを着ているがジャズヒを踊っている時だけ大学生になるジャズヒ





さらに





「暗黒舞踏、する?」





現れたのは川鍋知記。








※犬相手に暗黒舞踏を披露して怯えさせたという、何度聞いても意味不明のエピソードを持つ男。





ロックとジャズヒと暗黒舞踏。




それらがどのように舞台上で繰り広げられるかは、ご覧になった方はご存知の通りです。








次に、視覚性を補うために












美術を農業美術家に丸投げし。





茶道の家元のところで働く変な人に、女優さんの衣装を2着お願いしました。





茶道の家元のところで働く変な人については後述するとして、







農業美術家の野口紗綾さんには、これまでの全公演でフライヤー、チケット、舞台美術をやってもらっていたのですが、





毎回毎回、私がネチネチネチネチ口を出していました。





しかし時間ガフォッガフォッ精神的よゆウェッフンゲッフ!




完全に信頼して、全て託しました。




結果、私の想像を超える素晴らしい美術になったということをどれだけ書き連ねても「消せ」と言われるので、書きません。




…ブログ書くのだって時間かかんだぞまったく…毎回2時間近くかけて書いてんだから…ブツブツ







さて、





茶道の家元のところで働く変な人について





彼についてはどう説明すればいいかわかりません。





東京で演技のレッスンに通っているとき出会い、たまたま近所だということがわかり、働いてるのに私の芝居に出てくれると言い、しかし色々とあって出れなくなり、すると稽古中急に電話をしてきて、「女優さんのドレス、つくれないかな?」と震える声で申し出てくれた人です。





もともと芸大で服をつくることを学んでいた人なんですね。





是非なにか一緒にやりたいと思っていたので、意気揚々と最初の話し合いに深夜の日高屋におもむきました。




変な人「タイトルから、僕なりに考えてみたんだけどね。」




私「…ハァ。」














変な人「これは、シェイクスピアの画像見ないで、イメージだけで描いたんだよ。観て描いたのがこれ」













私「…(頭大丈夫かなこの人)」






翌日





急にデザインができたと言われ





変な人「雑だけどね」






急に、貧乏学生劇団なのでろくにお礼も払えないのに、型を業者に頼むとか、縫いも代理で頼むとか、冷や汗ダラダラかかされ





変な人「いいよいいよ!お金ないんでしょ!」





休日返上で仕上げまでしていただいて、できたのがコチラ






















変な人「あとは模様つけたり、自由にやって!墨汁とかで染めちゃってよ!」



私「ぼ、墨汁…」






そして農業美術家と変な人のコラボで出来たのがコチラ























変な人なんて呼べません。いい人です。農業美術家も、いい農業美術家です。






様々な人の力と技術と才能を借りて、シェイクスピア様ご乱心は完成しました。








※ドレス以外の衣装は、全て農業美術家が、既存の服にに模様をつけたり、イチから縫って作ってくれました。







身体性と視覚性。







ついに悲願が達成された瞬間をみたときは、胸に熱いものがこみあげてきました。


























今回、終わってから、本当に嬉しかったことは






主宰である自分が、この芝居に参加させてもらったような感覚になったことです。






何度も言いますが、一人でも欠けていれば成り立たなかった公演でした。というブログでした。







それではまた次回。

劇中劇の全文掲載

こんにち繁忙期。いつか私にも訪れるのでしょうか。





主宰です。





公演も終わったことですし、舞台裏の話を書いていこうと思います。





主に、シェイクスピア様ご乱心をご覧になった方向けの内容になるかとは思いますが、観ていない方も、読んでいただくと、なんでしょう、情熱大陸とかで舞台裏みてその作品に興味沸くとか、そういうことが起これば素敵だなと思います。







今回の芝居は、「シェイクスピアの幻の新作が発表されるも、それがクソつまらなかった」というのはあらすじにも書いた通り。





幻の新作は、劇中劇としてその片鱗が垣間見えます。





これを書くのが本当に大変でした…。





最初は、実際のシェイクスピアの作品から色々引用して、切り貼りしたものにしようと思っていたのですが、それだと「シェイクスピアの新作」という部分の説得力が無くなるので、イチから自分で書きました。





時間がないので誰かシェイクスピアに詳しい人に頼るわけにもいかず、必死にそれっぽいセリフを考えて書くだけでも、一ページ書くだけで2~3時間はかかりました。





「シェイクスピアが書いた」と、少しでも思えるようなものにしなければならないので、実は一番時間をかけて書いています。





また、それっぽくみせるための工夫もしました。





「最初に本物のうじ虫をみせておけば、それ以降はパスタで代用してもうじ虫にみえる」





去年公開の、塚本晋也監督の映画「野火」のできるまでを追った記事で、このようなことが書いてあり、参考にしました。
死体に群がるうじ虫を表現する際に用いたテクニックだそうです。
※ちなみに、「野火」は、去年みた邦画の中で最もショックをうけ、最も優れていた映画だと思います。





「最初にロミジュリのセリフをみせておけば、それ以降は大学生が書いたもので代用してもシェイクスピアのセリフに見える」





そういう、技術的な点からも、冒頭にロミジュリのシーンが入ったのです。その後伏線にもなりますが。





そんなわけで、実はどうでもいい劇中劇にこそ、時間と労力をかけていたわけですが…





全然指摘されない……。





いや…指摘されないほうが、こう、溶け込んでたと言えるわけですから、そっちの方がいいはずなんですが…。





観劇した母に「あれは、シェイクスピアの何から引用したの?」と言われた時も…まぁ…やった!バレなかった!と思えばいいんでしょうが…





私はみみっちい人間です。





自己主張がしたい!






というわけで、無理矢理「劇中劇の内容がもっと知りたかった」という意見が多数寄せられたという体で、劇中劇の内容と、そのちょっとした解説をしたいと思います。






芝居で出てきた順番ではなく、劇中劇の時系列順でのせます。







主な登場人物

ソフィア

アレキサンダー

ペリグーナ

フリストス






乳母
「お嬢様、どうかお聞きわけください」

ペリグーナ
「いやよ。ああ考えるだけでおぞましい。まるで芋虫のように節くれだった指」


※無理やりオッサンとの結婚を決められてしまったペリグーナが、文句を言っているみたいですね。ちなみにペリグーナはフリストスのことが好きです。





ペリグーナ
「ああソフィア。あなたの耳はもう硬く冷たい石の扉で閉ざされてしまったのね。
せめて旅立つ前に、友の忠告を聞く分別も持ってはくれないのね」

ソフィア  
「ええ、私は耳をふさぐわ。
乙女の純真を惑わす悪魔が入り込まぬよう。
私は口をつぐむわ。
愛の矢を持つキューピッドが、気まぐれを起こして出て行ってしまわぬよう
閉ざした扉は決して開かない。
彼が耳元でそっと、開けゴマと囁くまで」


※家の都合でアレキサンダーと結婚できないので、駆け落ちする決心をしたソフィア。それをペリグーナが止めようとしていますね。





アレキサンダー 
「フリストス、道を開けてくれ。でなければおれはこの剣を友の血で汚さねばならない」

フリストス
「それはおれとて同じこと。剣を抜け。決着をつけよう」

ソフィア
「お願いよフリストス。目を閉じて、ほんのひと時でいい。私たちの姿は、森の影が見せた幻」

フリストス
「ひとときの闇が、おれにとっては永遠の闇だ。
剣を抜けアレキサンダー。決闘だ!」

殺陣

ソフィア
「ああ、月明かりを雲が遮る」

フリストス
「どこだ、見えない」

アレキサンダー
「今のうちに行こう」

フリストス
「待て、逃げずに戦え。アレキサンダー!」


※フリストスはソフィアのことが好きなので、アレキサンダーをぶっ殺して駆け落ちを阻止しようとしていますね。
フリストスは鳥目なんですかね。




ソフィア
「怖いのアレキサンダー。このまま目を閉じたら、また鳥籠の中で朝を迎えることになるんじゃないかしら。まるで夢から覚めたかのように」

アレキサンダー
「ならば今夜は、互いの心臓の鼓動を確かめ合いながら眠ろう」

ソフィア
「いけないわ。結婚前の紳士、淑女としてふさわしくない」

アレキサンダー
「では、おれが夢の中で君を追いかけているころ、闇夜に潜む獣が君を連れ去ってしまうかもしれない」

ソフィア
「どうしていじわるを言うの?」

黒い影が二人の前を横切る。

ソフィア
「あれはなに?」

アレキサンダー
「何者だ! 人か、獣か、はたまた化物か」

ブヒブヒ

アレキサンダー
「豚だ」

ソフィア
「いいえアレキサンダー、あれは神の使いよ。 
運命の女神ノルンが、旅路の果ての不吉を知らせに来た!」

アレキサンダー
「木々のざわめきは風のしわざ。
魔物と勘違いさせるのは臆病風のしわざだ。
追い風を吹かすのは、ソフィア。真実の愛だけだ」

ソフィア
「まことの恋か幻か、お裁きになるのは誰?
真実の愛を誓い合った男女に、神がこれほど残酷な仕打ちをする、道理を教えて。
でなければ、北風に丸裸にされ、寒さに凍える心を溶かして。
私の太陽」

※やりたい盛りのアレキサンダーが、ソフィアの不安につけこんでイチャイチャしようとしていますね。夏の夜の夢でみたことのあるようなシーンです。





ソフィア
「姉妹の誓いを交わしたあなた、これ以上私たちを痛めつけないで。
あなたは私にない全てを持っている。
私にあってあなたに無いのは、アレキサンダーへの愛、ひとつだけ」

ペリグーナ
「愛はすべてに勝るもの。失えば私は泥人形よ。
どれだけ泣いてみせたところで、あなたの悲しみは薄化粧。
涙ではがされ、よく見える。
にやつき、いやらしい、勝ち誇った顔!」

フリストス
「ペリグーナ、君はひっこんでいろ。
でないと僕の分別と裏腹に、心が剣を抜いてしまうかもしれない」

ペリグーナ
「ああフリストス。
あなたはたとえ、この女の行く先が地獄とわかっていても、
喜んでついていくのでしょうね」

フリストス
「地獄でない愛があるとしたら、教えてほしいものだ」

ペリグーナ
「この豆粒女のどこがよくって?」

ソフィア
「豆粒ですって?」


※駆け落ちしたソフィアを追ってきたフリストス。そのフリストスを取り戻すために、駆け落ちを密告したペリグーナ。なんやかやあって森で全員再会したところですね。





アレキサンダー
「おおなんということだ。
もし神をこの目で見ることができたとしたら、人とは似つかぬ、化物のような姿かたちをしているに違いない。
神は、その分身として人をつくったなどと戯言を吐いたのは誰だ。
それが確かなら、どうして自らの分身にこれほどの苦しみを与えられよう。
不吉を孕む黒雲から放たれる稲光が肉を焼こうとも、
命摘み取る冬が氷の刃で骨を切り裂こうとも、
今のおれは痛みを感じることはないだろう。
死に追いやられたのはこのアレキサンダーであってアレキサンダーではない。
ナイフでは届かぬ、心の臓腑のさらに深く
神よ、このアレキサンダーの、魂から殺そうというのか」


※アレキサンダーとソフィアは、追手から逃げるうち夜の森の中ではぐれてしまいます。
ソフィアはフリストスと会ってしまい、その場でフリストスに、アレキサンダーが追手に捕まり殺されたことを告げられます。しかし、これはソフィアを連れ戻すための嘘です。
ソフィアはそれを聞いて自殺。
フリストスは、嘘ついて愛する人を死なせてしまったので自殺。
たまたま出くわしたペリグーナも、密告したことに責任を感じ、自殺。
そこにアレキサンダーがやってきたというシーンです。
本当にどうしようもありませんね。





老人
「時は満ちた」

アレキサンダー
「誰だ! その影は、人か、獣か、はたまた化物か。
闇を盾にしておれを翻弄する、卑劣なやつめ。姿を現せ!
死神ならば用はない。おれの胸を探ってみろ。
そこにあるのはがらんどうだ」

老人
「私は神だ」

アレキサンダー
「神」

老人
「又の名を、デウス・エクス・マキーナ」

アレキサンダー
「デウス・エクス・マキーナ」

老人
「左様」

アレキサンダー
「機械仕掛けの神か。愚か者たちの最後の寄る辺」

老人
「人にもたらす唯一にして無二の天啓。
英雄と同じ名を持つ若者よ
おまえの悲劇はしかとこの目で見届けた。
そこでわし、デウス・エクス・マキーナが
絡み、ほつれ、入り乱れた運命の糸を
調子っぱずれの因果の旋律を
果てなき砂漠を踏みしめてきた人生の道程を
あるべき姿に戻してやろう」

アレキサンダー
「腐りかけの果実のように甘い罠だ。
考えを持たぬ虫けらならば誘われようが
絶望の中では蜜の甘さなど惜しくはない。
失せろ、悪魔め」

老人
「おまえの足元に芽吹く奇跡は、果たして悪魔の所業かな。
しかとその目で確かめるがよい」

ソフィアが起き上がる。

ソフィア
「アレキサンダー、いるならその牡鹿のように気高く、か細い声を私に聞かせて」

アレキサンダー
「ああ、失ったはずの心臓が早鐘を打ち始める。
はるか彼方、太陽を飲み込む水平線のさらに向こうへ、
理性を投げ捨てて叫びたい。
来世に希望を託したはずの
愛する人の名を叫びたい。
ソフィア!」

ペリグーナとフリストスが立ち上がる。

ペリグーナ
「庭先にミソサザイが朝露を飲みにくるように
ナイチンゲールの歌声が闇夜を知らせるように
奇跡とはなんとあっけなく
当たり前にやってくるものなのかしら」

フリストス
「今はただ歓びを分かち合おう。
覚めない夢も、あるかもしれない」

村の少年
「祭りだ! 祭りだ! わ―い! わ―い!」
※デウス・エクス・マキーナは、機械仕掛けの神様なので、他の神様と違い、人間に都合のいい神様なんですね。
ギリシャ悲劇でも、ラストに出てきて、全部解決して去っていったりします。
笑いながら書いてました。
つまらないホンを進んで書き、それを茶化せるので、楽しくて仕方なかったです。
これがラスト。非の打ちどころのない酷さですね。
しかもBGMが実写版進撃の巨人のエンディングテーマですよ。
抱腹絶倒ですね。





~改訂後~

アレキサンダー
「(前略)
魂から殺そうというのか!」

フリストス、ペリグーナ、ソフィアの魂が立ち上がる。

フリストス
「果てなき決闘をはじめよう。
覚めない夢の中で」

ペリグーナ
「地獄でない愛があるとすれば、
教えてほしいものね」

ソフィア
「来世に希望を託しましょう。
死とは夜、やがて明けるもの」

魂たちがアレキサンダーにまとわりつく。

ソフィア
「愛を誓ってアレキサンダー。永遠に続く時の中で」

アレキサンダー
「誓うものか。
永久の愛とは、いつか交わる平行線だ。
永遠の中に価値はない。
価値のない愛に、意味などない」

ソフィア
「ならば、永遠の中に生きる神は、真実の愛を知らないとでも?」

アレキサンダー
「そうだ。だから神は人を殺す。
恋人たちのきらめきに嫉妬して」

ソフィア
「永久の眠りがふたりを分かつ
それこそが、真実の愛の証」

アレキサンダー
「目が覚めたかい、ソフィア。
神がそれを望むなら。
愛が地獄というならば。
ならば死ね、アレキサンダー!
だがこの命、ただでくれてやるほど、
俺は美しくない」

アレキサンダー、魂をなぎ倒し、ソフィアを抱きかかえる。

ソフィア
「これは、夢?」

アレキサンダー
「ああ、悪い夢だ」


※書き足したシーンなので、文体がよくわかりませんね。シェイクスピアなんだか、アングラなんだか…。
ちなみに、書いてる時に、川鍋くんに、何か言いたいセリフは無いかときいたら、
「いつか交わる平行線って言いたい!」
と言われ、聞かなきゃよかったと思いながら頭抱えて書きました。
「ならば死ねアレキサンダー!」は、「ならば死ねシーザー!」をやりたかっただけです。








いかがでしたか?





夏の夜の夢からパックを抜いただけの内容ですね。





こんな、茶化すためのくだらない劇中劇に、実は一番苦労していたのです。





これで無事成仏できます。





それでは、また次回。





※こんなもの使う人もいないと思いますが、一応、無断転載、無断使用は禁止させていただきます。
こんなこと書くなんて、傲慢で恥ずかしいのですが、よろしくお願いいたします。

「シェイクスピア様ご乱心」終演

こんにちハッピーターン。ハッピーパウダーが喉に絡みますね。






主宰です。







突然ですが、今回の公演で、芝居をやめることを考えていました。








それか、「劇団きのこの森」としての公演を終わりにするか。







または、「劇団きのこの森」という名前を変えるか。







何故かというと








集客が不安だったからです。







思わせぶりな書き出しから、身も蓋もない結論に至ってしまいました。








前回公演が終わったあと、早々に新生館シアターをおさえました。







とにかく前回公演が楽しかったので、1日でも長く劇場にいたいと思い、11日間もとってしまいました。 






また、学生最後の公演なので、今まで毎回全公演満席になるので観れなかった方や、日程の都合で観れなかった方にもみてほしいという気持ちもありました。






公演数は13回。







一応、7ステージだった前回公演と同じ集客数であれば、ギリッギリどうにかなるような予算組みにはしていたので、自分の中では無謀なつもりはありませんでした。







しかし、何がきっかけかは忘れてしまいましたが…学生最後と思ったからでしょうか。







どうせなら、お金に糸目はつけず、いいものをつくりたい。






と、思い、予算がどんどん膨れ上がり、気づいたらちょっと笑えないことになっていました。







宣伝にも凝りたかったのですが、卒論だの他の脚本だのに追われてギリギリに。







そもそも赤字覚悟で始めた企画ではありましたが、自分のキャパシティをはるかに超える負債がのしかかりそうで、怖くなってしまったのです。







毎日脚本を書くこと、考えることにも追われて、精神的にも参っていたのでしょう。







もう…これで解散って宣伝で…人呼ぶか…







そもそも…なんで13ステもやることにしたんだ…








今までは満席が当たり前みたいになってたけど…いざお客さんが来ないかもしれないと思うと…








なんでこんなことやってんだろう…








と、悩んでいる時間もそう多くはとれませんでした。








もうキャストもスタッフも集まっています。









ないのは戯曲だけ。








私は普段、綿密にプロットを作り込み、どんでん返しや仕掛けをふんだんに盛り込んだ戯曲を書くことを目指しています。








ページ数単位で物語の盛り上がりを計算し、脚本のハウツー本のお手本にできるだけ近づくように書いていました。








しかし、今回はとにかく時間がない。









そこで、高校二年生の時から封印していた方法を使うことにしました。








とにかくリスキーな方法です。









「思いついた面白いシーンを2時間分書けば、面白い芝居ができる」








暴論ここに極まれり。








最高級食材をなりふり構わず鍋にぶちこんだところで、おいしい料理ができるでしょうか。







何より、このやり方だと、後半になるにつれて収拾がつかなくなり、完全に破綻していると気づいた時にはもう本番直前。なんてことにもなりかねません。








それでも、スケジュール管理が甘く、ダラダラ書いてたせいで追い詰められていた私には、それにすがるしかありませんでした。








救ってくれたのは、キャストとスタッフです。








今回、初めて全員一度は芝居で関わったことのある人たちでした。







だからこそ、「この人にはこれをやってほしい」「これをやってくれればきっと面白いぞ」という気持ちが明白にあり、それらを一つ一つ書くことで脚本の空白が埋まってゆきました。







そもそも、そんな考えが起きるのは、キャスト、スタッフがひとりひとり魅力的だからです。








「キャスト、スタッフ全員が輝いていれば、作品全体が輝く」 







という考えですね。







これも中々の暴論です。








トリュフとフォアグラとキャビアを大量に並べられて、ありがたがれるでしょうか。それぞれの魅力は生きるでしょうか。







こうした無茶苦茶な考えが積み重なって積み重なった結果







いつの間にか、少なくとも私にとっては、どうにかして人に観てほしいと思える作品になっていました。







正直、謎です。







他にも散々無茶なことをしています。登場人物の性格だけで行動させるとか、スジを考えず、人間の内面を描いてみるとか。







これだけ無茶苦茶やって、なぜか成立したのです。







やめると言ってチケット売ろうとか、そんなこと考えていたことがバカバカしくなりました。








とにかく観てほしい。







面白いから。という理由もありますが、様々なものをひっくるめて、とにかく観てほしかった。








それは、この公演に関わった皆がそうだったと思います。







一人、またひとりとチケットの予約が増え、最終的に、597名のお客様がご来場くださいました。








597名といっても、それは、597の「ひとり」が積み重なった結果です。








キャストだけでなく、スタッフもいろんな人に宣伝してくれました。








小劇場は身内で回していると、よく言われます。








しかし私は、よほどの自信がなければ、身内を呼べません。








大切な人に、つまらない思いをさせたくありませんから。








本当に素晴らしい作品とは、集客が多い作品でも、偉い人が唸る作品でも、お金のかかった芝居でもなく、







大切な人に観に来てほしい作品








だと、私は思うのです。








キャストの人たちから、遠くから親戚が来てくれること、昔からの友人が来ることなどをちょくちょく聞きました








そんな大切な人たちに、自信の持てない作品を見せられるでしょうか。







一日考えましたが、稽古が毎日楽しく、脚本も間違いなく今まで以上のクオリティで、作品の出来に大きな手応えを感じ、それがお客様の数として目に見える形になり、お客様のひとりひとりの反響から確かな手応えを感じる。







その理由が、やっぱりよくわかりません。 







ただし、今回、演劇を始めてから、初めてあることをしました。








全員揃っての集合写真です。















一人でも欠けていれば、この芝居は間違いなく成り立っていません。







それが、答えなのかもしれません。







この度は、ご来場まことにありがとうございました。







それでは、また次回。

休演日の過ごし方

こんにちハモンセラーノ。柿に乗せて食うとうまいらしいです。







主宰です。







休演日と聞いて、皆さん何を思い浮かべますか?








休演日ですよね。







何言ってるんですかね。







そうです。休むべき日です。








本来ならば、自宅で英気を養うべき日です。








しかし、私はこの日、劇場にいました。








夢を叶えるために。








このためだけに自腹でプロジェクターを借り













このためだけにTOHOシネマズでバイトしている前田くんにポップコーンを買ってきてもらい














映画上映会です!














まずは、映画秘宝2015年トホホ映画ランキングでブッチギリの1位を獲得した「進撃の巨人」の唯一褒められている「協会で人が死にまくるシーン」を観て準備運動!









※ちなみに、本公演では、進撃の巨人前後編をみていれば抱腹絶倒の演出がありますが、誰にも気づいてもらえませんし、むしろ気づかなくてもなんの問題もありませんし、なんなら進撃の巨人前後編はわざわざツタヤで借りて観るような映画ではありません。ちなみに私は映画館で観てしまいました。









続々と人が集まってきましたが、男しか来ません。









むさ苦しい会になってきたので、「ロッキー」を観ることになりました。














ちょうど、「クリード チャンプを継ぐ男」が公開中ですしね!








ロッキーを生涯の一本に挙げ、毎月一度は観るという漢の中の漢キーチマンの








「俺、この、よく弾むボール持ってたんスよ」



「俺、意味もなく氷で頭冷やしてたんスよ」






「ロッキー頭おかしいッスよねwww」





「これとか吉本新喜劇でしょwww」







などの小話を聞いてゲラゲラ笑いながら観て








最後はみんなで漢泣き







「エイドリアーン!」って…ギャグじゃなかったんや…







「はぁ…デトックス」by田所輝一









その後、「ted2」を流し見しつつ、ダラダラし









注文していたブツをとりにいきます。







北池袋新生館シアターより徒歩10分のところにある







「僕と餃子の金曜日」の餃子!













いっぱい!















野菜餃子に肉餃子、白髪ネギ餃子にパクチー餃子!













やはり野菜がフレッシュでうまい!このパクチーのうまさは、パクチー専門店で食ったうまさだ!








自家製ラー油のせ白髪ネギ餃子も、やみつきになるうまさ!







お店で食べると、3種類のソースが選べるのですが、今回は無理を言って野菜餃子にかけてもらいました。







トマトソースと白みそソースと黒ゴマダレ!






信じられますかこのラインナップ!






合うんですよ!!!






肉餃子は写真でもわかるほどの肉汁!











観劇の際は、少し足を伸ばしてみてはいかがでしょう!






僕と餃子の金曜日
フェイスブックページ
https://m.facebook.com/bokufriday/






さて、餃子を食べたところで。






メインディッシュが残っています。







これをどれだけ待ち望んだか…







これのためにどれほど頑張ったか…







これのために学生劇団の分際で休演日などはさむ傲慢さへの自己嫌悪とどれだけ戦ったか…












マッドマックス 怒りのデスロード












爆音!













絶叫!











セルフ4DX上映!!!











※映画で水が放出されるのに合わせ、水を撒く舞台監督と、それを浴びるウォーボーイ辻村篤。







ウオオオオオ!!!!V8!V8!V8!








ウィッネスミーーーーー!!!!









イモーーーターーーーン!!!!!









ウィーアーーウォーボーーーイズ!!カーマンクレイズィーウォーボーイズ!!!フックッスィッマッカッマンックレイッズィッウォーボーイズ!!!







本当に申し訳ありません。









このブログは、内輪ウケだけ狙ったなんの生産性もないブログが苦手な私が、初めての方でも抵抗なく読めるよう、細心の注意をはらって書いているつもりですが、






今回ばかりは無理です。







私にとって人生の一本となった映画






「マッドマックス 怒りのデスロード」







普段、死ぬほど飽きっぽく、どんなに好きな映画でも3回観ればもう観ない私が







映画館で11回も観てしまった映画







好きとか嫌いとか超越して、「完璧な映画」として私の中で君臨していた「仁義なき戦い」に並んだ映画。








「マッドマックス 怒りのデスロード」






プライベート爆音絶叫セルフ4DX上映。






素晴らしい休演日でした。






※翌日、無茶苦茶念入りに掃除しました。






土日のチケット、まだ若干予約受け付けております!





予約
http://ticket.corich.jp/apply/71254/tkn/






それでは、また次回
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