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きのこの森

  
きのこの森とは、高野水登が主宰するコメディ多めの演劇団体。
そんなきのこの森の活動記。

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  • 07/08/06:33

他人の会話って面白いですね

こんにち歯磨き。ステインクリアというものを一度使ってみたいですね。
 
こんにちは。主宰です。
 
私のバイト先のサンマルクカフェでのことです。
 
席で休憩していたら、テーブル一つ挟んだ隣の席から聞こえた言葉に、耳が反応しました。
 
男「俺さ、演じちゃうんだよね〜」
 
声の方を盗み見ると、どうやら大学生らしき男女が向かい合っておしゃべりをしています。
 
口調から、男は先輩、女は後輩と思われ、主に男の喋りに女が「え〜すご〜い」「やば〜い」「ほんとですかぁ〜」と相槌を打つ感じで会話が進みます。
 
容姿は、男は中庸に凡庸を重ねたように平凡。中肉中背ここに極まれりといったところ。女はスタイルは細身で良いものの、顔は若干へちゃむくれ系で、「愛嬌があるね!」と褒められそうな印象。あくまで私の主観です。
 
男「いや、映画とか観てて、気に入った仕草とかみると、真似しちゃうっていうか…乗り移っちゃうんだよね。」
 
女「え〜やばぁ〜い」
 
ぼく「(やばぁ〜い)」
 
女「えっ、じゃあ〜、今は何を演じてるんですか?」
 
男「えっ」
 
ぼく「(えっ)」
 
男「いやっ…それは、今は…普通だよ」
 
女「へぇ〜」
 
ぼく「(雲行きが怪しくなってきたぞ)」
 
女「えっ、○○さんってぇ〜、AB型ですかぁ?」
 
男「ん?それは、 変 人 ってこと?」
 
ぼく「(持ち直したぞ)」
 
女「あっ、じゃあ違うんですかぁ〜↓」
 
男「A型だよ」
 
女「○○さんってぇ〜、絶対変な癖ありますよね〜?」
 
男「えっ」
 
女「絶対ありますよ〜、絶対ありますよね〜?」
 
男「いやっ…うーん…いや絶対あるんだけどー…いや、今思い出せない。絶対あるんだよ、うん」
 
ぼく「(なんか中学のころの俺みたい)」
 
女「例えば私〜、ゾロ目みるの苦手なんですよぉ〜」
 
 
男「…」
 
ぼく「(…)」
 
男「……ん、んぉ…??」
 
ぼく「(………!?!?!?!?)」
 
女「ゾロ目みるの苦手でぇ〜。わかります?」
 
男「お………んおぉ…」
 
ぼく「(????……!??!…??)」
 
男「わっ…ワカルワカル」
 
ぼく「!?!?!?」
 
女「あっ!わかります〜!?」
 
男「おっ、おおん。」
 
ぼく「(男!やめろ!殺されるぞ!)」
 
女「じゃあ〜、ゾロ目みたときどうしてます〜?」
 
男「えっ、えっ!?」
 
ぼく「(なんだ!拷問かこれは!)」
 
男「いやっ…そのっ…それは……仕事中にみちゃったら、仕方なくない…?」
 
ぼく「(答えになってねえ!)」
 
女「ああ〜そうですかぁ〜…↓」
 
男「……」
 
ぼく「(ボコボコだ…)」
 
男「あっ、俺、癖あったわ!」
 
ぼく「(やめろっ!)」
 
男「俺、こんな感じで、唇触っちゃうんだよね。」
 
参考画像

 
ぼく「(もういいっ…!休めっ…!)」
 
女「なんかぁ、女の子みたいですねぇ」
 
男「そうそう、でも、俺、ローラが出てくる前からこうしちゃってたし。中学のころから、なんか、集中してるとやっちゃうんだよねぇ〜」
 
女「へぇ〜でもぉ〜、それ変な癖じゃないですよね〜。」
 
男「………」
 
ぼく「(……K.O負け)」
 
 
そして、二人は差し障りのない雑談の後、去ってゆきました。
 
実話です。自分で言うのもなんですが、ほぼ忠実に再現しています。
 
果たして女の方は天然だったのか、それとも作意があったのか…まったくわかりません。女性とは末恐ろしいものですね。
 
もし、「ゾロ目を見るのが苦手」という癖…いや、そもそも癖という概念にあてはまるのかはわかりませんが…とにかくそういう性癖のある人がいたら教えてください。
 
それではまた次回。
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パンケーキ

こんにち幅跳び 東京オリンピックを楽しみに思う人と不安に思う人で分かれますよね。
 
こんにちは、主宰です。
 
前回JAIL HOUSE ROCKに出演した人とスタッフさん数名とパンケーキをたべました!


 
とっても美味しかったです!
 
渋谷と青山の中間?あたりにあるお店なのですが、穴場的スポットにあるとてもよいお店でした!
 
パンケーキ自体の美味しさは言わずもがな!しっとりとふんわりを併せ持ち、ほのかな甘さに笑顔こぼれます。
 
軽い生クリームにバニラアイス。ふんだんにトッピングされたフルーツとの相性は抜群で、あっという間に食べてしまいました。
 
女子みたいにアングルや照明気にしながら写真撮って、トイカメラ風やヴィンテージ風に画像加工して(上の画像もちょっとしてみました)、女子会風のトークをして、ブログに「♡」と「(≧∇≦)」をふんだんに使いながらアップ!
 
を目標にしていたのですが、お腹が減っていたのでほぼ無言でたいらげ、食べながらする唯一の話題はラーメン二郎の話。
 
参考画像


 
…パンケーキと二郎って似てませんか?
 
アッ、ゴメンナサイゴメンナサイ!パンケーキもスターバックスもサブウェイも二郎とは別物ですゴメンナサイゴメンナサイ!
 
なんだかんだいって、一番女子会っぽかったのは、食べ終わってからの愚痴大会でしたとさ。
 
おしまい
 
…あああっ!
 
本当にきのこの森に関係が無い!
 
え、えーと、次回作ですが、贋作家の話になる予定です!
 
こうして、ヒントとしても漠然としすぎているなけなしの情報を小出しにしていこうと思います。
 
それでは、また次回。

食べることとは生きること

こんにちハクビシン。たまにそれらしき生物を見かけては走って追いかけます。

 
主宰です。

 
初めてのグルメカテゴリでの更新となります。
 
もうお分かりの方も多いとは思いますが、私は食べることに人一倍執着があります。
 
食費を削ってひもじい思いをすることだけは回避しますし、稽古のときのご飯休憩もすごい長くとっちゃったりします。
 
でも、間違ってはいないと思うのです。
 
ご飯を楽しみにせずして何を楽しみに生きろというのでしょう!
 
あと、私はよく寝ないとダメな人です。
 
寝なくても平気な人って本当にすごいと思います。得してる気がします。
 
でも、お布団を楽しみにせずして何を楽しみに生きろというのでしょう!
 
閑話休題
 
そして私は、ラーメンが好きです。
 
若いからというのももちろんありますが、最近はそれだけではありません。
 
数多のグルメジャンルがありつつ、なぜラーメンの食べ比べに人は奔走するのか。
 
私は、「値段がほぼ同じだから」ということに気づきました。
 
ざっくり言うと、日高屋等の大手チェーンの最安ラーメンで390円程度。最高額はなんか池袋で「一番高いラーメン」と言い張っているめんたいつけ麺が1250円と仮定します。
 
これでもその差は1000円ありません。
 
 
しかもこれは極端な例で、平均的なラーメン一杯の値段は、600〜800円程度です。
 
この、たかだから1000円以内の中に、全てが詰め込まれ、味の探求が凝縮されているのです。
 
ほかのグルメではこうはいきません。イタリアン、中華、ハンバーガーでさえ、チェーン店の安いものと高級店の高いものの開きは歴然。「比べようがない」のです。
 
1000円以内、狭い店舗、少ない従業員。ほぼ全てのラーメン店が同じ制約の中で味を磨く。だからラーメンは面白いのです!
 
また、それだけに、競争率の高さも一つの要因でしょう。ラーメン店は全国で毎年3500店舗がオープンしていると言われています。しかし、ほぼ同じ数が閉店に追いやられます。3年続けば御の字。ほとんどが半年で潰れてしまうそうです。
 
この入れ替わりの速さが、ラーメンファンを飽きさせないのでしょう。
 
残酷な話だとも思います。実際、高校時代の青春のラーメン屋さんは、高校生には450円でラーメンを食べさせてくれて、しかもランチタイムは半ライス、サラダ、杏仁豆腐から2種類選べてどう価格というとんでもなく良心的な店だったのですが、別れを告げる暇もなくいつの間にか消えてしまいました…。
 
また、大学に入ってから池袋ラーメン巡りをしているのですが、ここ2年で30店舗回って、内2店舗が潰れてしまいました。美味しかったのに!そして、新しい店がどんどん増えています!きりがない!
 
多くの人に手が届く値段で、競争率が高く、味の良さ一本で勝負!ラーメンは、ロマン溢れる食べ物なのです。
 
ラーメン食べたくなってきました。ラーメン食べてきます。
 
またラーメンの話つづくと思います。
 
それでは、また次回。
 
おまけ
 
最近食べた、池袋の「Hulu-lu」(フルル)のピリ辛まぜSOBAくっそうまかったです


 

演技のお勉強

こんにちハム太郎。へけっもひもひはむはーですね。
 
縁あって、演技のレッスンというものを少し前から受けています。
 
というのも、「脚本を書いて、内容を的確に伝えるには、演出をするしかない。」
 
という発想から
 
「演出をするには、役者のことを知らなきゃダメだ。演技の勉強をするしかない。」
 
と思った次第でして。
 
遠回りだと思いますし、自分としても、「なんでこんなことやってんだろ…ラーメン作るって言って小麦から作るようなもんじゃん…僕はTOKIOにはなれないよ…」とか考えて落ち込んだりもします。
 
ですが、「スティール・ボール・ラン」という国宝級の漫画に、「遠回りこそが、一番の近道だった。」というセリフがあり、それを励みになんとかやってきています。
 
かといって、辛いばかりなわけではありません。むしろ得るものが多く、驚きと発見の連続です。
 
言うなれば、断片的な知識の点が、線として繋がる感覚といいましょうか。脚本、演出、演技は、こうして繋がっていたのか!という。
 
わかりにくいですね。例を挙げます。
 
刀削麺という料理をご存知でしょうか。中国の伝統的な麺料理です。
 
これは麺の作り方が独特で、大きな練った小麦粉の塊を片手に持ち、それを専用の包丁(のようなもの)で削って、鍋にぽんぽん麺を放り込んで作るのです。それによって、ほかの麺にはない独特の形状の麺ができます。
 
「刀」で、「削」るからこそ、「刀削麺」なんですね。
 
という知識。一見普通のうんちくに見えますが、穴があります。
 
「なぜ」独特の形状の麺なのでしょうか?
 
断面を図解すると、こんな感じです。


 
変な形ですね。しかし、この形にも理由があったのです!
 
片方が太く、片方が細くなっていますよね?
 
この左右非対称の形状により、太い部分で麺の歯ごたえと風味を楽しみ、細い部分でスープを絡めとる、一本で太麺と細麺の両方の特徴を兼ね備えた麺になっているのです!
 
点と点が!線でつながりました!すると、理解も深まります!
 
そういうことなんですよ!
 
…。
 
話が長いですね。
 
しかし、
 
「遠回りこそが、一番の近道だった…。」
 
ですから!
 
前向きに締めくくれました。それではまた次回。
 
余談
 
私が刀削麺を知ったきっかけとなった漫画「鉄鍋のジャン」は、大変面白い漫画ですので、オススメです。また、「スティール・ボール・ラン」も非常に面白いので、興味が湧いたら是非、「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」から、読んでみてください。

小道具

こんにち白米 最近ななつぼしです。
 
主宰です。
 
そう、ななつぼしがおいしいんです。
 
「ゆめぴりかって確かにおいしいけど、私はななつぼしの方が好き」
 
というマツコさんのCMにやられ、母が試しに買ってきたのですが、

 
これがとっても美味しい!
 
しかも、今まで食べていたお米よりも少し安いというんだから驚きです。

 
お米というのは毎日食べるものですし、好みが分かれるとは思いますが、是非一度お試しあれ。
 
ところで、前回のブログで書いた、インプロの公演が終わりました。
 
とても楽しく、たくさんのことを学ばせていただき、もっと勉強して、自分の作品の肥やしにしようと思いました。

 
それくらい素晴らしい公演でした。出れて本当によかったです。
 
この場を借りて、シアタースポーツに関わった皆様、ありがとうございました。

 
タイトルの話にしましょう。
 
小道具です。
 
小道具は、キャストやスタッフから集めたりもしますし、自分で買ってしまったりもします。
 
このサングラスなんかもそうです。

 
一目惚れでした。ひとめぼれ。お米ですね。伏線です。

 
みてくださいこのフォルム!この(コシ)ひかりとつや(姫)!今まで小道具でサングラス買うときなんて、100均で済ませてましたが、これは1000円なのに買っちゃいました。
 
次回公演あたり、ゆめ(ぴりか)いっぱいのはえぬき(米)の役者に、これつけてもらおうと思います。
 
そろそろ米を混じえた内容にも飽きた(こまち)頃ですね。
 
お口直しに、ラーメンの紹介をします。
 
今日食べました。江古田付近のラーメン屋、「麺や金時」の、味玉塩ラーメンです。
 
 
スープはアッサリかと思いきや、鶏油の風味がガツンと響く旨さ。

 
麺は細ストレートで、プツプツこ小気味良く口の中で踊ります。
 
メンマは程よい歯ごたえで、醤油の香りに箸が進みます。
 
味玉は黄身があまり出会ったことがないほどのコクがあり、塩味ラーメンの間にいいアクセント。
 
二種類の鶏チャーシューは、しっとりとした食感で、塩スープと溶け込む胸肉と、反して、燻製してあることにより変化をもたらすもも肉。
 
どの要素をとっても、それぞれに意外性があり、思ったとおりの味で無いことに驚きます。他のも食べてみたいなぁ。

 
江古田にお立ち寄りの際は是非。

 
それではまた次回。
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