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演技のお勉強 |
こんにちハム太郎。へけっもひもひはむはーですね。
縁あって、演技のレッスンというものを少し前から受けています。
というのも、「脚本を書いて、内容を的確に伝えるには、演出をするしかない。」
という発想から
「演出をするには、役者のことを知らなきゃダメだ。演技の勉強をするしかない。」
と思った次第でして。
遠回りだと思いますし、自分としても、「なんでこんなことやってんだろ…ラーメン作るって言って小麦から作るようなもんじゃん…僕はTOKIOにはなれないよ…」とか考えて落ち込んだりもします。
ですが、「スティール・ボール・ラン」という国宝級の漫画に、「遠回りこそが、一番の近道だった。」というセリフがあり、それを励みになんとかやってきています。
かといって、辛いばかりなわけではありません。むしろ得るものが多く、驚きと発見の連続です。
言うなれば、断片的な知識の点が、線として繋がる感覚といいましょうか。脚本、演出、演技は、こうして繋がっていたのか!という。
わかりにくいですね。例を挙げます。
刀削麺という料理をご存知でしょうか。中国の伝統的な麺料理です。
これは麺の作り方が独特で、大きな練った小麦粉の塊を片手に持ち、それを専用の包丁(のようなもの)で削って、鍋にぽんぽん麺を放り込んで作るのです。それによって、ほかの麺にはない独特の形状の麺ができます。
「刀」で、「削」るからこそ、「刀削麺」なんですね。
という知識。一見普通のうんちくに見えますが、穴があります。
「なぜ」独特の形状の麺なのでしょうか?
変な形ですね。しかし、この形にも理由があったのです!
片方が太く、片方が細くなっていますよね?
この左右非対称の形状により、太い部分で麺の歯ごたえと風味を楽しみ、細い部分でスープを絡めとる、一本で太麺と細麺の両方の特徴を兼ね備えた麺になっているのです!
点と点が!線でつながりました!すると、理解も深まります!
そういうことなんですよ!
…。
話が長いですね。
しかし、
「遠回りこそが、一番の近道だった…。」
ですから!
前向きに締めくくれました。それではまた次回。
余談
私が刀削麺を知ったきっかけとなった漫画「鉄鍋のジャン」は、大変面白い漫画ですので、オススメです。また、「スティール・ボール・ラン」も非常に面白いので、興味が湧いたら是非、「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」から、読んでみてください。
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