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きのこの森とベジたことカレーと餃子 |
こんにちハンバーグ師匠。英語版はミートローフ師匠。
主宰です。
初日が無事終わりました。
公演期間が長いので、お客さんが来てくれるか死ぬほど心配で、本当に心配で、俺なんで13公演もやってんだろうとか思ってたんですが、想定以上のたくさんのお客さまにご来場いただきました。
観てくださった皆様、楽しんでいただけたなら幸いです。ご来場、まことにありがとうございました。
さて
きのこの森といえば
そう
北池袋にベジたこあり。ベジたこなくしてきのこの森は語れません。
思い起こせば約2年前、第二回公演のときにベジたこAMOがオープンしたてのころで、アホみたいに喰いまくり、アホみたいにブログで「もうベジたこのついでに芝居みにきて!芝居はついででいいから!」と言いまくり。
前回公演で再びベジたこと相まみえた時は、店長に「お前らんとこだけは覚えとるよー!なんか急に売上のびたんだよー!」と言われ、布教が実を結んだことに喜びを感じ、またアホみたいに喰いまくり。
…そうなんです、ちょっと脱線しますが、観劇後にベジたこに寄るお客さまが多かったそうで、それが本当に嬉しかったんですね。
私は、「観劇のために出かける」というのが苦手なんです。
観劇とは、いわばギャンブルのようなもの。面白いか面白くないかわからないわけですから。
さらに、室内にこもりきりなわけですから、せっかく出かけたのに、新しい何かを見つけることも少ない。
つまりパチンコ行って帰ってくるのと一緒な気がするんですよ!パチンコ行ったことないですけど!
パチンコを否定するわけじゃありません。ただ、パチンコと演劇は違いますから。なにか違う楽しみがないと、お金のあるパチンコにとってかわられます。
なので私は、観劇の際、「その街の美味しいものを食べる」ということをほぼ必ずやります。
演劇は裏切っても、食は裏切りません。どーしよーもない芝居をみて陰々滅々とした気持ちも、美味しいものを食べれば癒やされます。
さらに、いいお芝居に出会って、美味しいものを食べれば、美味しいものを食べながらいいお芝居の余韻に浸れる。
お客さまにも、演劇のため「だけ」に、わざわざ遠くまで電車賃をかけて来ていただくのではなく、
様々なものをひっくるめた、「楽しい時間」のために来ていただけたらなと思うのです。
閑話休題。
ついにベジたこAMOの店長と仲良くなり、飲みにいったり、失礼ながらベジたこのレシピを聞いたりするくらいになったあたりで、
「新しい店開くで」
「ナンスヵ」
「カレー」
カレー
もはや日本食と言っても過言ではない国民食。
カレー
小さい頃お母さんがつくってくれたシャッパシャパで巨大なじゃがいもとか人参が入っててどうにも好きになれず、しかし時が経つにつれ普通のカレーに近づき、大学生になってカレー好きに火がついた私にとって、それはまさに天恵。
「ドコスヵ」
「東武練馬」
東武練馬
稽古によく使う公民館のある場所
こんな偶然があってよいのでしょうか。
ええ、それはもう、食べましたよ。
トマトベースのカレーと、トマトベースにココナツミルクを加えたカレーがあるのですが、
どれもおいしい!
さらに、トッピングも豊富で、ベジたこ同様野菜が充実、牛ほほ煮込みや、巨大な、本当に大げさでなく巨大なチキンカツがのせられたりします。
しかもね!野菜の素揚げとか、チキンカツ揚げるの、オリーブオイルですよ!?軽くてサックサク!
これがトマトベースのプレーンカレー48
0円からという…もう…大丈夫かという価格設定。
本番中はベジたこにお世話になり、稽古中はカレーにお世話になる…もうこの方々なくしてきのこの森はありません。
ベジたこ開店から1年と少しで、精力的だなあと思っていた矢先
「餃子屋やるで」
餃子
餃子!?
場所は!?
「板橋」
板橋
「北池袋から歩いて10分くらいでいけるで」
オープンは、2月5日。
ゲネプロ終わりか……
行きました。
終電が怖かったので持ち帰りにしました。
電車待ってる間、あったかいうちに一つつまみ食いしたら
バカみたいにうめえ
正確には、バカになりました。もう止まらなくなってしまい、電車の中で猛烈に餃子を貪り食う22歳身長183センチのメガネ。迷惑ここに極まれり。
野菜餃子と肉餃子を食べたんですが…別段、特別な感じはしないのに、何かが違う。
あえて言うなら、どちらも口の中でかんだ瞬間、肉汁、よりもフレッシュで旨味に富んだ肉と野菜の凝縮したジュースがブジュワワワワァッ!
細かいことは、お店にいったら露骨に元気がないのに、「元気なんやけどなぁ、まあ、寝てないからなあ」と言っており、それが元気ないってことなんじゃないかとか無粋なことを考える自分が恥ずかしくなるくらい笑顔の弾ける店長に聞いてみます。
このブログをご覧の皆様も、ベジたこのついでに、カレーのついでに、そして餃子のついでに。
きのこの森第五回公演
「シェイクスピア様ご乱心」
よろしくお願いします!
ご予約はコチラ!
http://ticket.corich.jp/apply/71254/tkn/
以上、他にいくらでも書くことあるだろうにやっぱり食い物が最優先になってしまう地元グルメステマ劇団らしいブログでした。
「僕と餃子の金曜日」
フェイスブックページ
https://m.facebook.com/bokufriday/
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小屋入りの様子(写真がいっぱい!) |
こんにちハーコー。ハードコアの略らしいです。キャストの佐々木愛さんが言ってました。理解できません。
主宰です。
小屋入りです。
今回は、小屋入りが二日間です。
一日目はセッティング。二日目は場当たりとゲネプロでした。
その様子です。
こういう構図の芝居のチラシ。ありますよね。ブログでは九割九分卑屈なことしか書きませんが、今回はプラスのことを。キマってますね。
並ぶと壮観ですね。衣装についてのブログ今度書きます。
衣装製作の最終チェック。画になりますね。いつものような卑屈なことを書けないので、調子が狂います。これ以降、無理やり工夫します。
ジャズヒ(ジャズヒップホップダンス)の女、くのゆきな。
こういう構図の芝居のチラシ。ありますよね。ブログでは九割九分卑屈なことしか書きませんが、今回はプラスのことを。キマってますね。
並ぶと壮観ですね。衣装についてのブログ今度書きます。
衣装製作の最終チェック。画になりますね。いつものような卑屈なことを書けないので、調子が狂います。これ以降、無理やり工夫します。
ジャズヒ(ジャズヒップホップダンス)の女、くのゆきな。
パリピ(パーティーピープル)の女、くのゆきな。
喜びの舞(踊ってばかりですね)
こんなシーンがあるんでしょうか。
……こんなシーンがあるんでしょうか。
………。
一体どんな作品になるんでしょう。
ただひとつ言えるのは、本当に面白いので観に来ていただきたいということです。
演劇は自己満足という人がいます。
確かにその通りだとは思いますが、では、自己満足でないものとはなんでしょうか。
例えば、学校に通い、勉強をすること。
思い返すと、私はちゃんと勉強していたんでしょうか。「勉強した」という気になって、まるで身になってないものもあります。それは自己満足ですよね。
例えば、働くこと。
思い返すと、私はちゃんとバイトしていたのでしょうか。まるで仕事ができない人を叱りまくってそれが原因かはわからないが辞めた人もいました。ですが、私も果たしてよく働いていたのでしょうか。サン○クカフェでは最終的に週1しか入りませんでした。
学ぶことや、働くことは、当たり前のことのように見えて、実はとても難しいことをしているものです。
ぼうっとしていたら、いつの間にか自己満足の範疇に収まっている。なんてことも、あるのかもしれません。
大学に行かせてもらいながら授業をサボり池袋新文芸坐で黒蜥蜴と黒薔薇の館をみて美輪明宏って綺麗だなあとか考えていた時の私は、間違いなく自己満足の塊だったのでしょう。
自己満足と、そうでないものの境界線は、
何かのためになっているか。
それだけだと思うんです。
勉強も、巡り巡って何かに役立て、人を助けたら、それは自己満足ではありません。
働くことも、誰かの役にたち、それ見合う報酬を得たり、感謝されたり、必要とされれば、それは自己満足ではありません。
演劇も同じだと思います。
キャスト、スタッフ、何より観に来てくださったお客様、とにかく関わった全ての人の、
何でもいい、なにかのためになれたなら
それは、自己満足ではなくなると思うんです。
今回の芝居、胸を張って、人見知りの私が恥も外聞も捨て、餃子屋さんで知り合った演劇学んでる人にまで「きてください!」とすすめているのは、
観に来てくださった方の、なにかのためになると信じて疑わないからです。
今日のゲネプロをみて、とにかく一人でも多くのお客様にみていただきたいと思いました。
面白いです!!
面白いです!!
明日から本番です。
直前でもご予約受け付けております。
関係者になんの脈絡もなく日にちと枚数を連絡したりしていただいても対応いたします。
ぜひぜひ、なにとぞ、ぜひとも、心より、この身朽ち果てようとも、
ご来場お待ちしております。
劇団きのこの森第5回公演「シェイクスピア様ご乱心」
劇団きのこの森第5回公演「シェイクスピア様ご乱心」
作・演出 高野水登
2016年02月06日(土)〜14日(日)
北池袋新生館シアター
・キャスト
川鍋知記
三箇友維
久野祐希奈
菅澤香雪
鈴木杏奈
辻村篤(Geeksman)
前田敏光
佐々木愛
・スタッフ
演出助手:土屋佑
照明:田所輝一
音響:野崎爽
舞台監督:木下千尋
美術:野口紗綾
振り付け・mix:佐藤俊
制作:鈴木あゆみ
制作補佐:赤松真治
「ロミオとジュリエット」などで知られ、今なお愛され続ける作家、ウィリアムシェイクスピア。
彼の幻の新作が発見され、世界最速公演を目指して大急ぎで準備が進められる。
しかし、肝心の作品が
クソつまらなかった…。
原作遵守か?手を加えるか?そもそもコレ、シェイクスピアが書いたのか?
本番前夜の劇場で、すったもんだの大騒動がはじまる!
公演日程
2月6日(土)14:00 19:00
2月7日(日)14:00 19:00
2月8日(月)19:00
2月9日(火)19:00
2月10日(水)休演日
2月11日(木祝)14:00 19:00
2月12日(金)19:00
2月13日(土)14:00 19:00
2月14日(日)13:00 18:00
チケット価格
一般前売2000円、学生前売1500円、高校生以外前売1000円
当日券は各200円増し
予約ページ(1/5 0:00〜予約開始)
http://ticket.corich.jp/apply/71254/tkn/
それでは、また次回。
遅筆主宰の懺悔 |
こんにちHello World。ハローどうも僕はここ。
主宰です。
何故、ブログをまるで更新していないのか。
本番直前というのに、なぜ更新していないのか。
書いてる場合じゃなかったからです。
28日木曜日、脚本が書き上がりました。
28日木曜日です。
深夜1時から5時まで中野のココスで書き、6時から17時まで新宿のバーガーキングで書いて、ラスト30分くらいを書き上げました。
早朝のバーガーキングは引っ越しおばさんもかくやといわんばかりの強烈なクレーマーの来店で店が凍りついていました。
「ミナサンゴメンナサイネーーー!!ワタシテンインにスゴイキズツケラレタノーーー!!」
みたいなことを叫んでいた気がしますが、意識が朦朧としていたので定かではありません。
いつもダラダラ現実逃避しながら書いている私ではありますが、今回ばかりは毎日全力投球で、それでもギリギリになってしまいました。
それもこれも、大学4年生の自分に課したノルマに端を発します。
大学生活最後の年。どう過ごすか。
やはり、プロの脚本家になりたい!と考えたら、定期的に書けなければいけないと考えました。
そこで、大体毎月1本書くノルマを作ったのです。
とにかく私は、思いつかないと書けない性分なので、無理やりにでも〆切を作って書くということができなければ、それを生業にすることなど夢のまた夢。
しかし…全ての見立てが…1ヶ月遅れになってしまったのです…。
8月末
テレビドラマのシナリオコンクールの〆切。
連ドラ企画で、きのこの森の「ハートに火をつけて」を原案にし、まったく違うストーリーのものを出しました。
ここまではまだ鼻くそほじりながらやれました。
9月末
2時間ドラマの脚本を書きました。
これも、きのこの森の「Need Speed Greed」を原案に書きました。
死にかけました。
10月末
芸祭公演のための脚本を書きました。
既存の台本の大幅リメイクで、人物の名前以外ほぼ全入れ替えという、「原作あるからラクラク〜ここで遅れを取り返せばいいや〜」という甘い考えが粉々に打ち砕かれました。
12月4日
後輩の劇団「劇団三すくみ」のために脚本を書きました。
人から頼まれて書くということが初めてでシャレにならないくらい体を壊したのは以前ブログにも書きました。
1月初頭
卒業論文(戯曲)を書きました。
タイトルは「透明な殺意」酒鬼薔薇事件をモチーフにした重い芝居です。
これを公演の本にしていればどれだけラクだったか……。
しかし、猫を殺しまくったりするシーンがあるものをエンタメとして見せるのは嫌だ…。
闇の濃い脚本なので当然精神は大根おろし。
おわかりいただけたでしょうか?
本番は2月6日から
にもかかわらず、1月初頭の時点で他のことにいっぱいいっぱいで、ろくに準備もできていない状態で書き始めたのです。
私は色々と諦めました。
毎回毎回、プロットを完璧につくり、脚本も完璧にし、仕掛けやどんでん返しに頼る公演をしてきました。
そんなもの作る時間なんてありません。
とりあえず書こう。
あとはまあ…
なんだ…
みんなにまかせよう…
そして1月28日木曜日。
やっとこさっとこ書き上げたのです。
ギリギリではありましたが、勝算と計算がなかったわけではありません。
死ぬほど頑張ればあと1週間早く書き上げることもできたのですが、それだと演出がおろそかになってしまうことを、今までの公演で学習していたので、ほどよく休みつつ、稽古をキッチリつける方針をとっていました。
これまでの経験上、最初の30分を作るのが一番難しいことがわかっていたので、とにかく序盤を作り込む作戦です。
全力で盤石な序盤ができていれば、中盤はその勢いを保ち、ほどよくゆるやかに進められます。
終盤に至っては、もう役者さんも嫌でも気持ちが入っている上に、書いた私より役のことを知り尽くしていることはおろか、どんなに演出しても結局本番で変わったりよりよくなったりするので、ほっといてもいいのです。
……まあ、言い訳ですね。ハイ。
そんな計算があるならねぇ、完成させといて少しずつ渡せばいいんだよ!!!
ハイ、おっしゃるとおりです。ハイ。
しかし、これだけは確かですが、
役者、スタッフの力がなければ絶対に完成しませんでした。
「舞台の本番前の劇場」が舞台(ややこしいですね)なので、とにかく身近な人に聞きまくり、稽古中にも、「どんなセリフが言いたい?」とか、節操のなさここに極まれりの状況で書いていました。
だからこそ、最初に想定していたものとまったく違う、かつ、今までより遥かに出来のいい脚本に仕上がったと自負しております。
今までがチーズバーガーなら、ベーコンレタスバーガーくらい。
今までが木の実ナナなら、山村紅葉くらい。
今までが塵芥なら、泥団子くらい。
それほどの違いがあります!
私の力だけでは、これほどの飛躍は望めなかったと断言できます。
これから最後のツメです。
ウォルト・ディズニーは言いました。
「次回作が、最高傑作だ」
前回以上の、最高傑作をお届けします!
ぜひぜひ、ご来場くださいませ!
それでは、また次回
シェイクスピア様ご乱心スケジュール |
劇団きのこの森第5回公演「シェイクスピア様ご乱心」
作・演出 高野水登
2016年02月06日(土)〜14日(日)
北池袋新生館シアター
・キャスト
川鍋知記
三箇友維
久野祐希奈
菅澤香雪
鈴木杏奈
辻村篤(Geeksman)
前田敏光
佐々木愛
・スタッフ
演出助手:土屋佑
照明:田所輝一
音響:野崎爽
舞台監督:木下千尋
美術:野口紗綾
振り付け・mix:佐藤俊
制作:鈴木あゆみ
制作補佐:赤松真治
「ロミオとジュリエット」などで知られ、今なお愛され続ける作家、ウィリアムシェイクスピア。
彼の幻の新作が発見され、世界最速公演を目指して大急ぎで準備が進められる。
しかし、肝心の作品が
クソつまらなかった…。
原作遵守か?手を加えるか?そもそもコレ、シェイクスピアが書いたのか?
本番前夜の劇場で、すったもんだの大騒動がはじまる!
■チケット価格
一般前売2000円、学生前売1500円、高校生以外前売1000円
当日券は各200円増し
【PC】https://ticket.corich.jp/apply/71254/
【携帯】http://ticket.corich.jp/apply/71254/
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