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さらば、ベジたこ |
こんにちは。主宰です。
おかげさまで、たこ焼き屋さんは盛況だったようです!
散々Twitterやブログで布教してしまったので、色白にーちゃんに「すみません…開演前と閉演後に、結構来るかもしれません…」と伝えると、「わかりました!ありがとうございます!」と爽やかな笑顔。
初日終わって、一番の不安は、「あんなこと言っておいてたこ焼きいっぱい余ってたらどうしよう…」恐る恐る覗きにいったら、「おかげさまで色んな人に来ていただきましたよー!ありがとうございます!」と、色白さんと縮めた宮野真守くんのダブル笑顔。ホッとしました。
でも、「もしかしたら気を使ってくれただけで実は全然来てなかったのかも…」と再び陰鬱になっていたら、初日を観劇した私の母に、「たこ焼き屋さん人だかりができててとても買えそうになかったからまた来るときに買うことにしたわ〜」という事実を聞かされ、再び一安心。
「再び一安心」って「東京ドイツ村」みたいですね。
そして、ベジたこAMOは本日お休みです。
昨日散々別れを惜しんできました。主宰は昼にベジしょうゆ8個食べ、夕方に特別に裏メニューのネギしょうゆ温玉8個を食べ、夜にたこせんを食べました。
しまいにはFacebookで友達になりました。
「ここ三日間楽しかったです!また来てください!」と、色白にーちゃんに手を振られて別れました。
これを書いている今、私は本当に少し泣きそうになっています。
演劇をしていなければ、あのベジたこの色白にーちゃんと宮野真守風の人にも出会えませんでした。
演劇やっててよかったなと、久々に思いました。
何かの機会があったら、皆さんも是非、ベジたこAMOに行ってみてください!楽しい兄ちゃんたちが、おいしいたこ焼きが!あなたをお待ちしています!
そういえば、千秋楽です。
これまで沢山のお客様に来ていただき、本当にありがとうございました!
楽しんでいただけたなら幸いです。
そして、これから観に来られるお客様のために、今日もギリギリまで作り込んでいきます。
本当にあっという間でした。楽しいことも、苦しいことも、苦しいことも、苦しいことも、お客様の「面白かった!」という声で全て吹き飛びます。
楽しかったことも吹き飛びましたね。
当日券が少しだけ出そうです。もし、予約できなかったという方がいらっしゃいましたら、一度ご連絡ください。
それでは、これからもベジたこAMOときのこの森をよろしくお願いします!
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タイトル |
こんにちは、主宰です。
主宰は、タイトルを考えるのが苦手です。
話変わって、これまでの記事、一人称が「主宰」になってて、とても気持ち悪いですね。
「ウチはまぢでそう思います」みたいなノリで、「主宰はまぢでそう思います」とか言ってる自分を想像して吐き気をもよおしました。
閑話休題
タイトルをつけるのは、難しいもので、かの井上ひさしさんも、「タイトル決まったらほとんど書き終わったようなもの」みたいなことを言っています。
ただでさえ難しいのに、私にはセンスがありません。
少しでも気を抜くと、
「仁義なき戦い ファミレス死闘編」
とか
「すしウォーズ」
とか平気でつけます。
ちなみにすしウォーズは三部作です。回転寿司銚子丸で繰り広げられるすし同士の戦いを、第一部、マグロ堕つ。第二部、アメリカ襲来。第三部、すし無き未来BC.2532。の三作で構成されています。
課題で書いたのですが、「勢いはあるがワンパターン」「シリーズものの3作目で未来に行くのはよくあるパターン」「すしだけにネタがない証拠」といった意見をいただきました。
閑話休題。
というわけで、前回の「TIME BOMB」もそうなのですが、造語や短文でなく、実際にあるものをタイトルにしています。
「JAIL HOUSE ROCK」というタイトルは私の作った言葉ではありません。エルヴィス・プレスリーの曲のタイトルなのです。
だって、これを大学三年生が考えたって…ちょっと恥ずかしいじゃないですか。
別に、プレスリーはバカにしていません。CDも買いました。大好きです。
案外、元ネタを知らない人が多くて、「これは…どういう意味?」と聞かれて「監獄ロック」と答えると、「フッヘヘ」とかなにか誤解されそうな気がして、「…曲のタイトルです」と言っています。
何度も言いますが、「JAIL HOUSE ROCK」というタイトル、そして曲はとてもカッコいいと思います。ただ、英会話のジオスに中1まで通いながらも前置詞を重ねたりする私が考えたと思われたらもう恥ずかしくて耐えられません。
あくまであのぽっちゃりリーゼントおじさんが考えたから良いのです!
ちなみに、私がこの曲を知ったのは「BLUES BROTHERS」という映画からです。
アメリカ臭いギャグ満載なのに、日本人でも腹をかかえて笑えます。とっても面白い上にBGMがクールなので、オススメです。
閑話休題
とにかく、身の回りの人に、あの、よく知りませんが、けっこう前から最近まで流行っているラジオ「SCHOOL OF LOCK」との関連性なんかを疑われていたとしたら、もう穴がなくても掘って入りたいくらいです。
何を言いたいのかわからなくなってしまいましたが、とにかく、タイトルを考えるのは難しいものですね。
初日 |
あっという間に初日です。
果たして、キャストスタッフ紹介を小屋入り中にできるのでしょうか。
そんなわけで今日は
たこやき屋さんの紹介です!
新生館シアターの前に新しくできたたこ焼き&BAR!なんと、一ヶ月前にできたそうです。
イケメンで色白の兄ちゃんが作ってくれます。
ご覧くださいこの大きさ!この美しさ!
ふわっふわのやわらかい記事が口で優しくほどけていくその官能さたるや。檀蜜もびっくり、
イケメン兄ちゃんオススメのベジたこは、キャベツ、玉ねぎ、人参のみじん切りがこれでもかというほど乗っているのですが、これが合う!なぜかわからないけどたこ焼きの味に合う!スタッフキャストも「珍しく普通のよりトッピングありの方がおいしいたこ焼き」と大評判。
ふわふわ〜シャキシャキ〜あっ、たこがきた。ふわシャキ〜。
このたこ焼き、恐らく生地がとてつもなくおいしい。他にもネギしょうゆ、ネギしおなどを試してみましたが、どれもトッピングとたこ焼きが絶妙にマッチ。たこではなく、生地とトッピングの調和が主役になっていると言っても過言ではありません。
B級ヤミツキ系グルメなのに、どこか優しさを感じさせる。ボリューム満点なのに、野菜でヘルシー。ぶっきらぼうだと思っていたのに、話してみたら笑顔が可愛いヤツだったみたいなそんなたこ焼き!
ご来場の際はぜひ一度ご賞味あれ!
きのこの森で食べ尽くしてたらごめんなさい。
あらすじと脚本 |
こんにちは。主宰です。
前回の続きのような内容です。
前回の続きのような内容です。
フライヤーに載せる情報の中で、個人的にものすごく重要な位置を占めるものがあります。
あらすじです。
お芝居のフライヤーって、映画などと比べて、あらすじの書いてあるものが少ないように感じます。
そのことについて私は、演劇は、映画やドラマと違い、「思想」や「芸術性」が強く、なかなか作品を一言で言い表せないものが多いからなんじゃないかなあと思っています。
きのこの森の作品は、エンターテイメント色が強い、いわば内容命のものです。
「面白そう」と思ってもらえるような、短く効果的なあらすじを考えることは、お客様に足を運んでいただくために必要不可欠なことなのです。
映画で言う、予告編といっても大袈裟ではないかもしれませんね。
ちなみに、前回公演、「TIME BOMB」では、あらすじに囚われすぎてひどいことをしました。
フライヤーの入稿期限ギリギリになっても、脚本の方向性が決まらず、あらすじも難航していました。
もう仕方ないので、なんとなく気になりそうな書き方でありながら、実際伝わる事柄が何もないみたいなあらすじになってしまいました。
「まぁ…登場人物くらいは変わらないだろ…」
と、どんな人物が出るよ、といったことも書いたのですが入稿2日後、伊豆の温泉に家族で旅行に行ってる最中にいいアイデアを思いついたのです。
と、どんな人物が出るよ、といったことも書いたのですが入稿2日後、伊豆の温泉に家族で旅行に行ってる最中にいいアイデアを思いついたのです。
そこからあれよあれよという間に脚本が完成。
結果、あらすじに書いた「バカ息子」という役が消滅しました。
…。
何人かのお客様から、「バ、バカ息子って誰?」と言われ、もう、何も言えませんでしたね。
否、言いました。
ヤクザものの、子分の役だったので、「強いて言うなら、組長と下っ端の関係は親と子であることから、バカをやらかす子分=息子という繋がりは無きにしも非ずバカ息子と言えなくもない」という苦しい言い訳をしました。
なんと往生際の悪いことでせう。
だからこそ、今回はそんなことにはさせない!
というわけで、できたあらすじがこちら。
「まず、その女は私の娘ではない。
よって、身代金は支払わない。
よって、身代金は支払わない。
だが、私は君たちを絶対に許さない。」
…なにか、犯罪からさらになにかが起こりそうな予感がする気がします。
プロットは固まりつつあったので、これなら変わってしまうことはないでしょう!
紆余曲折を経て、脚本が難航し、わりと本気であらすじのくだりを消してしまおうかと悩んだりもしましたが、今回はきちんとあらすじ詐欺を回避しました!
よかった。
…ちょっとだけタイトル詐欺になりかけてますが。
それでは、また。
全ての始まり、フライヤー |
こんにちは。立て続けの更新でさも毎日更新しているようにみせかけようと画策している主宰です。
お芝居の足跡ですので、まずはフライヤーの話から。
きのこの森のお芝居作りはフライヤー(チラシ)作りからスタートします。
こと、エンターテイメントの世界において、宣伝活動は非常に重要な位置を占めます。事実、ハリウッド映画の巨額な予算の大半は、宣伝費用なんだそうです。
どれだけ品質がよくとも、知ってもらわなければ無いも同じですからね。
百聞は一見に如かず。もうお手元にある方も多いかと思いますが、これが今回の公演のフライヤーです。
目指したのは、一度みたら頭にこびりつくインパクト!
表のテーマは「アメリカンポップアート」
裏のテーマは「ヤバそうなアングラ」
です。
全体の構成、デザインは、主宰が担当しておりますが、
それを見事に具現化してくれるのが舞台美術担当の野口紗綾さんです!
案はあっても主宰はデジタルがてんでダメな上に、いざ絵筆をとってみても頭の図案を紙にアウトプットする技術がなく、悲しくて死んでしまいます。
私のボンヤリした案を理解し、それ以上のクオリティに仕上げ、「そ、そうそう!それがしたかったの!言い忘れてたのによくわかるね!す、すごいね!」と主宰が狼狽する。
それが彼女なのです。
それが彼女なのです。
そして裏面のデザインは野口さんによるものです。
主宰は表面で集中力を使い果たしてしまうのです。
主宰は表面で集中力を使い果たしてしまうのです。
野口さんとは高校時代から演劇をつくってきて、人間関係としては小学生のころからの仲です。
自分の作品のことを理解してくれている人がいることは、とても嬉しいことですし、可能性も広がります。
さて、実際の作業ですが、私が写真と、丸と四角と文字で描いたレイアウト案を見せ野口さんがそれ以外を全部やってくれます。
…こうして文字にすると、主宰はなにもしてないですね…。
…。
なにが言いたいかというと、フライヤーにはかなりこだわっているということです。
あの一枚の紙には、劇団と公演の情報を余すことなく伝えるという大きな使命があります。だからこそ、絶対に手は抜けません。
目指すのは、表を見たら必ず裏も見てしまうもの。
そして、どちらが表か裏かわからなくなってしまうもの。
そして、どちらが表か裏かわからなくなってしまうもの。
主宰は、芝居を観に行って気に入ったフライヤーは、参考のためにコレクションしています。
きのこの森のフライヤーも、ちょっと捨てるのがもったいないと思ってもらえるようなものになっていればと願うばかりです。
ここで、野口さんに、フライヤー作りの思い入れや、感想をきいてみましょう。
「別に…」
なるほど!そうだったんですね!
それでは、次の記事まで。さようなら。