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おじさんパラダイス |
こんにちはじかみ。全部食べる派です。
主宰です。
最近、映画をよく観ます。
夏休みが終わっても辛うじて継続中です。
逆に…今まで全然観てなかったことを後悔しています…劇作コースなのに…
足繁く通うと、面白いこともあるものでして。
その日、ヒューマントラストシネマ渋谷で「悪魔は誰だ」を観ておおいに感動し、余韻に浸っていたのですが、
恐らく70歳前後と思われるおじいさんが、「あれはどういうことだったのかな?」と話しかけてきました。
「悪魔は誰だ」は、映画的手法を非常に上手に使っています。
あ、これ、必見です。絶対観てください。
お母さんにも熱く語って観てもらったら、「面白かったけど、あんまり予備知識ほしくなかった!(*`へ´*)」と怒られてしまったので、多くは語りませんが、とにかく観てください。
これが監督第一作ときいて、大いに落ち込みました…。
今度ブログで、韓国映画特集やります。
閑話休題
そんなわけで、おじいさんに説明しました。
そのあとも、ひとしきり韓国映画のことを語り合いました。最近公開しているものは大体観ていて、私もたまたまほとんど観ていたので話が会いました。
これの前に観たのが「イントゥ・ザ・ストーム」だと言っていたので、結構パンクなおじいさんだと思いました。
そしておじいさんに「メアド交換しましょう!観ても吐き出す場所がないからさあ〜」と言われ、それは私もそう思っていたので、交換しました。
初めて映画で友達(70歳前後)ができました!
こうして、大学以外の交友関係を地道に広げていこうと思います。
…友達ほしいです…。
おじさんといえば
私にとって、天敵であり、その生態がまったくわかっていないのになぜか映画や演劇の客として出没するおじさんがいます。
「作中謎のタイミングで笑うおじさん」
あなたにも、覚えはありませんか…?
きのこの森の公演にも、二度ほどあらわ…否、来てくださったのですが…
本当にやたらめったら笑うのです。
きのこの森の作品は喜劇にしようと努めていますが、ツーといえばカーというように、まるで呼吸するかのように笑うおじさんがいらっしゃるのです。
しかも、その人だけかと思ったら、他にもいたのです!
映画を観ている時にやたら笑う!
「ガーディアンズオブギャラクシー」ならわかりますが…
「悪魔は誰だ」なのですよ!?
タイトルに「悪魔」なんてついてる映画で!内容も、ある幼女誘拐事件が時効を迎えた瞬間同じ手口の誘拐事件が起こった!犯人はいかに!?という骨太サスペンスで皆さん必見の傑作なのですぞ!!
おかげで集中できませんでした…。
そうなのです。こういうおじさんがいると、お客様だけでなく、舞台の場合役者までリズムが崩れてしまうのです…。
かといって、やはりお客様はお客様です。咳やクシャミ、いびきならまだしも、「空気読んで笑ってください」などとは口が裂けても言えません。
何のための喜劇かと!笑ってもらえればそれでいいじゃありませんか!
…そこまで大人にもなれない21歳。
やりばのない悔しさを噛み締めて生きてきましたが…。
「悪魔は誰だ」の、謎のタイミングで笑うおじさんは
クライマックスに近づくにつれ、笑いが消えてゆきました。
本当に人の心を掴む作品は、観客が誰であれ作品の世界に引きずりこむのだと学びました。
まだまだ修行が足りません。
それでは、また次回。
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