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きのこの森

  
きのこの森とは、高野水登が主宰するコメディ多めの演劇団体。
そんなきのこの森の活動記。

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  • 04/19/04:36

音楽選び

こんにちハーレーダビットソン。これとスーパーカブだけは乗ってみたいです。




主宰です。






今回は、音楽に関するお話。





また、例によって例にもれずみみっちい話です。






きのこの森のお芝居に使われる音楽は、全て私が選んでいます。




ちなみに、高校のときにも6回ほど公演したのですが、そのときから音楽は私の選曲です。




否…中学校の文化祭のときからそうだった…と思います。







とにかく、音楽には良かれ悪しかれこだわりがあります。





今回使用した楽曲、なんと25曲!!!





…なんと!と言われても基準がわかりませんよね…。





私もよくわかりません。ただ、今まで一番多くて17曲だったので、相当増えたと思います。






しかし!ただ闇雲に音楽かけたいから入れまくったわけではないです!今回の公演につかった音楽には一応コンセプトがありまして…。





別れさせ屋や復縁屋という仕事がもっとも盛んだったのは、バブル景気の時代だったそうです。





金は有り余り、気持ちも浮つき、それを探るために有り余る金を使っていたわけですね。





しかし、バブル崩壊や、探偵業法の成立などによって、探偵業界も厳しくなっていったそうです。




コンセプトの一つは、この「バブルを引きずっている」ということ。




そのため、70〜80年代ヒットソングを多く使いました。その中でも、ダンスミュージックが多めでしたね。ディスコですよディスコ。否、正しい発音はデスコですかな?デスコ。よく知りません。







また、女性の強さ、情熱、情念を表す上で、私の中で「フラメンコギター」のイメージがありまして…





なんだか…紅くて…情熱的じゃありませんか…オ!レ!とか…強そうですよね…ね!





なので、女性のキャラクターが何か意志を持って行動を起こすシーンでは、情熱的なギターの曲を使っています。






つまり、今回のコンセプトは





「バブル&ギター」





…噴飯ものの適当さですね。音響さんがよく怒らなかったと思います。




そもそも、いつもコンセプトはちゃんとしてる風を装いましたが、今回が1番ちゃんとやってます。





前回は完全に「もう演劇やめてえ。いいやもう。悔いのないよう好きな曲入れちゃえ」とか考えて趣味丸出しでしたし……前々回は「いいや全部ロックで。統一感出るだろ」とかそんなんでしたし……。





と、とにかく、良かれ悪しかれ、少なからず、個人的には…こだわっているつもりです。




もちろん、音楽が好きだからなのですが、かといって、音楽に詳しいかと聞かれるとまったくそんなことはありません。




「好きな曲が好き」というスタンスなので、豚もびっくりの雑食です。





音楽をシャッフル再生すると、ヘビメタのあとに平井堅がきて、ヒップホップとゲームの戦闘曲のあとにクラシック。からのaiko。





あまりにグジャグジャで恥ずかしいので、好きな音楽について語り合ったりできません。








また、できるだけCDを買うようにしています。




理由の一つは、お芝居の音響に使うとき、ダウンロードしたデータだと音質が悪くなってしまう場合があるからです。




かといって、私自身が高級ヘッドホンつけて?beatsっていうんですか最近の若者がつけてるのは?とかそういうのにこだわりがあるわけではありません。iPhoneの付属のイヤホンで充分な人間です。




余談ですが、そのiPhone付属イヤホンを失くしてしまい、知人の口コミで選んだイヤホンが無茶苦茶よかったです。遮音性抜群で、一人の世界に閉じ込もれるので、闇の濃い電車内で重宝しています。











あ!!!相変わらず回し者じゃありません!!!たこ焼きの次はイヤホンかよとか!!!思わないでください!!!お願いします!!!



閑話休題





ただ、かつて、それはもうひどいお芝居をみたことがありまして…。何がひどいってそのときの音響が、もう曲によって音質がまったく違うんです。




メジャーな曲は、ケチったんでしょう。YouTubeから違法ダウンロードしたかのようなゲソゲソ音質。




そして、メジャーじゃない、ちょっとオシャレ系(ヴィレバン系)の曲は「ドヤ!」と言わんばかりの高音質…。




嗚呼恥ずかしい!!!




これを避けるべく、きちんと全ての曲のCDは用意するようにしています。





もう一つの理由は、「好きな曲がTSUTAYAにない」ということです。




…そんなにマイナーな曲ばかり選んでるつもりもないんですが…なんだか無いんですよ…でかいTSUTAYAにわざわざ行くのも面倒ですし…。




だから大抵ネットで中古でも新品でも買っちゃいます。




あ…今、反応しませんでしたか?





「CDを、ネットで買う」





店舗で買わねえのかよと。アナログかデジタルなのかどっちなんだよと。





わかります。





私は公演に出てくれたり映画監督したりする辻村篤くんに。





「メディアに優しい男!!


CDは買う!!


映画は映画館!!



唯一観ないのは芝居だけ!!」




と、言わしめる古いタイプの男です。芝居を観ないことに関してはツッコまないでいただければ幸いです。




私もできることならお店で買って、お店に貢献したい…!




しかし……今回それでえらい目にあいました……。




一曲だけ、本当に大事なシーンに使うCDが、まったくみつからなかったのです。




Barry Manilowのカバーした「Everybody Loves Somebody」





その曲が入ったCD「The Greatest Songs Of The 60's」





これが本当に手に入らなかった!!





本番一週間前にネットで見つけて使いたいと思いたち、注文しようにも海外輸入で2週間かかるとか…





新宿のディスクユニオンにもないし……ブックオフはもちろんないし……タワレコにもない……CD在庫最大級!とか謳う新宿TSUTAYAには、70'sと80'sはあるのに60'sは無い!!10年の壁は険しい!!!東京の全店舗の在庫検索しても無い……




それでも諦めきれず、ネットで探し続けたら、ありました!!!すぐ届くやつが!!!




しかし!!海外の中古なら180円なのに!!!1800円!!!!10倍!!!!!背に腹は変えられない!!!!!ポチッ!!!!!!!!あああああ!!!!!!




そして、CDが届いたのは小屋入り前日でしたとさ……。




本当に…なんで無かったんでしょう…母の世代では流行ったって聞いたので油断してたんですが…




…こういうことを防ぐためにも、大抵は、「これ、芝居に使えそう!」と思うと、買っちゃいます。







正直、いつにも増して自分語りが多く、退屈なブログになってしまったと自負しております。




しかし…それでも…知っていただきたかったのです…。




何もしてないように見えるかもしれませんが!!





主宰が音楽選んでます!!!





カンブリア宮殿で鳥貴族が生の鳥肉を毎日串打ちしているところをみて、こういうことを知らずに鳥貴族が安かろう悪かろうと思ってる人はどれほどいるんだろう。鳥貴族は素晴らしい焼き鳥屋なのに!!やっぱり、こだわりというのは発信しなくちゃわかってもらえないんだ!!!カンブリア宮殿と同じことするだけだ!!!


と、自分を正当化したブログでした。



それではまた次回。
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