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舞台装置ができるまで |
こんにちはんぶんこ。主宰です。
前回の続き、How To 舞台装置ということで。
百聞は一見にしかず。製作風景の写真を舞台装置担当の野口さんに貰おうとしたら、
「…別にそんなに撮ってない」
と、言われてしまいました。いきなりつまづきました。
しかし!それでもあることにはあったので、その写真から舞台装置ができるまでを紐解いていきましょう。
こちらです。
…。
………?
ちょっと意味がよくわかりませんね。
順を追って説明しましょう。
まず、牢屋の鉄格子となる部分は、塩ビパイプになっております。
塩ビパイプ全体を黒スプレーで塗装したあと、銀スプレーをわざとムラになるよう吹きかけ、使い古された質感を出したのです。
ですが、塩ビパイプのみでは軽すぎて危険です。客席に倒れる可能性があります。
ここで登場するのが、鉄です。
細身の鉄パイプと、正方形の鉄板を垂直に溶接。鉄パイプを塩ビパイプの中に、さながらトッポに入るチョコレートが如く差し込み、固定して、重さと強度を強くしたのです。
なんということでしょう、鉄格子部分は塩ビ。目に見えない重りの部分が鉄製だったのです。これで、程よい重さとリアリティを両立した舞台装置が完成したのです。
文中に、聞きなれない用語がでてきたと思います。「溶接」主宰もよく意味がわかりませんでした。
なんと、野口さんが所属する日芸美術学科彫刻コースの全員が、アーク溶接の免許を持っているのです!!
他にも色々持っています!すごい!多分皆さん路頭に迷うことはないでしょう。芸は身を助くとはよく言ったものです。僕は運転免許すら持っていません。
そして、鉄を使ったからお金もかかったろうと思ったら、「大丈夫だよ、鉄クズだから」とのこと。演劇学科にはよくわかりません。鉄クズの概念が覆りました。
また、写真に写っている男性は、野口さんの彫刻コースの友人だそうです。他にも、彫刻コースの方々や、彫刻コースの教授さんにまで、アドバイスやお手伝いをしてもらい、完成した舞台装置なのです。
おかげさまで、どれも綺麗で、丈夫な装置になりました。机や椅子などは普通に使っても申し分ない強度なので、引き取り手ができるほどです。皆様、本当にありがとうございました。
そんなこだわりの詰まった舞台装置を、是非みにきてください!
と、公演前に言えるのが一番なんですね。反省しました。次回があるとしたら、公演前にやります。
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