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きのこの森

  
きのこの森とは、高野水登が主宰するコメディ多めの演劇団体。
そんなきのこの森の活動記。

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  • 04/09/06:07

ブログが長い

こんにちワニダさん。山田孝之の東京都北区赤羽がもうすぐ最終回でさみしい限りです。







主宰です。






話を短くしたいです。





正確には、簡潔に、かつ効果的に伝わるような文章、言葉を身につけたいです。





あっ、ほら、こうやって重ねることで長くなった。





そしてこれも蛇足。




蛇足、と書くことが、蛇足。





嗚呼堂々巡り






私の書くブログは、一つ一つがそこそこ長いと自負しております。




実際、ブログ一つ書くのに大体1時間半以上かかります。長いときは3時間くらいかかることもあります。




さすがにちょっと負担に感じ始めておりまして…





というかもうとっくに負担になってるからこそこんなにブログ更新が遅いのです…







ただ…だからといって、内容を薄くしたりはしたくありません。







ブログの参考にと、ちょこちょこ劇団系のブログとかみたりしてるんですが…





「今日は稽古でこんなことがありました!

画像

意味がわかりません笑

愉快な仲間でつくっております。

画像

あしたも頑張るぞ!

わー!!

わーーー!!!!」






大体これをテンプレートにして、手を替え品を替え更新しているようにみえてしまいます…。





ただ、もしこれが有名人だったりしたら、これでいいんです。私も、木村多江さんの「愉快な仲間」的オフショットとかみたいですから。





ですが、我々のような無名の劇団がやったところで…「だからなに?こんなことしてる間に稽古してろや」って思われるのがオチですから…。









では、長いブログを分割するというのはどうでしょう。






これが一番できません!






要するに、分割するということは、「連載もの」になるということです。






連載ものは、それぞれの区切りに「山場」がなければいけないのです。






それができません…。






「果たして!ここからどうなってしまうのか!続きは次回!」





こういうの、やりたいんですが、やるとしたら続きが気になって眠れないような山場をつくりたいんです。







そういえば一度、このブログでも前編後編にわけた記事を書きました。





内容は、グルメ探訪でした。





「果たして!次は何を食べてしまうのか!続きは次回!」






…私にはこの程度の山場しかつくれないのです。






とはいえ、私は翌日外出先で食べるものを検索して夜眠れなくタチなので、前編後編に分けました。








これが無理なら、一言であらゆる事象を伝えられるような表現を目指すしかないでしょう。






風が吹けば桶屋が儲かる






これですね。






否、わかりませんよね?






やはり、如何せんインターネットですから、表現には気をつかいます。






前回のブログでも、






「パニック映画をディスってるようにみられたらどうしよう…」

「災害が多いのが苦手なだけで、一つや二つならむしろそれが人生だから必要だと思ってるって書くの忘れた…」

「だったらウォルト・ディズニーの言った、魔法は一度だけっていう話も書いておくべきだったか…」






もうあれだけ長ったらしく書いても、まだ各方面への目配せが足りなかったとビクビクしています。





ブログは広報の意味合いもかねていますから、あまり嫌われるようなことを書くのはよろしくありません。






と、考えた結果。








「稽古たのしーい!充実ー!頑張りまーす!」








というブログが多いのも、れっきとした理由があるんだなと思いました。





非難のしようがありませんものね。








うーーーん……。









ですが私は






嫌われない






よりも






誰かに好きになってもらえる






ことを目指して






これからも長いブログを書き続けると思います。






いつか、井上ひさしさんのように、難しいことを優しく、優しいことを深く(以下略)書けることを目指して。







それでは、また次回。
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災害

こんにち割下。濃いめが好きです。





主宰です。





タイトルに「災害」とありますが。
 
 
 
 
 
これは、好みの物語を見分けるときの指標です。
 
 
 
 
 
個人的には、「災害の数が少ない物語」が好きです。
 
 
 
 
 
どういうことかといいますと。
 
 
 
 
 
まず、災害といって思い浮かべるのは、
 
 
 
地震、津波、台風、砂嵐、火山の噴火、豪雨、豪雪、寒波、地盤沈下、などなどなど…
 
 
 
自然災害、ナチュラルディザスター、の類を多く思い浮かべるのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
ここに加えて、
 
 
 
火事、テロ災害、原子力災害、などなどなど…
 
 
 
人為的な災害、人災、または事故ともいいますね。これも思い浮かびます。
 
 
 
 
 
これらを踏まえたうえで、私が勝手に定義付けした「災害」というのは、
 
 
 
 
 
 
 
「なんか知らないけど降りかかった辛いこと」
 
 
 
 
 
 
 
…まあ本当にざっくりなんですが、わかーりやすくこうまとめてみました。
 
 
 
 
 
さて、災害を扱った物語を思い浮かべてみますと。
 
 
 
 
 
 
パニック映画ですね。
 
 
 
 
 
 
有名どころで言いますと、デイアフタートゥモローとか、アルマゲドンとか、広く考えて宇宙戦争だとかが挙げられますね。





パニック映画というのは、とにかく、もう避けようのない災難が突然降りかかってきて、それに右往左往したり、どうやって立ち向かうか!というところに見所があります。
 
 
 
また、想像できないような非現実を描くわけですから、映像のクオリティやスケールの大きさ、迫力も大切ですよね。
 
 
 
 
 
 
さて、私は最初に、「災害の数が少ない物語が好き」と書きましたが、かといってパニック映画を否定したりはしません。 
 
 
 
パニック映画とは、非現実な状況の描写や、人々が夢想する「もしこうなったら…?」を視覚化したところに価値があるわけですから、物語にとやかく言うのは野暮というものです。
 
 
 
 
 
ダラダラと前置きが長くなりましたが私が言いたいのは
 
 
 
 
 
 
 
 
「パニック映画でもないのに災害ばっか起こす物語って何なの!?」
 
 
 
 
 
 
 
ということです。
 
 
 
 
 
 
 
私は映画、舞台、本、漫画、その他物語性のあるサブカルチャーに触れているとき、
 
 
 
 
「なんかガッカリするんだけど…うまく言語化できない…」
 
 
 
 
ということが多々あります。
 
 
 
 
 
単なる好みと一蹴することもできますが、そこは脚本家を目指しているので、分析するに越したことはありません。
 
 
 
 
 
そこでやっと、モヤモヤの一つが、前述の「なんか知らないけど降りかかった辛いこと」に当てはめると、スッキリ解決することがわかったのです。
 
 
 
 
 
 
例えば、こんなお話があったとします。
 
 
 
 
 
 
 
 
女子高生あやかちゃんは、転校生のあいこちゃんにいじめられてしまう。唯一の味方だった先生は、突然の人事異動でいなくなり、優しいお母さんはガンで入院。献身的な介護をするも長らく別居していた暴力的な旦那が突然現れて…。
 
 
 
 
 
 
 
 
私はこういうのが苦手です。
 
 
 
 
 
 
 
 
なぜなら、「なんか知らないけど降りかかった辛いこと」つまり「災害」が多すぎるのです。
 
 
 
 
 
 
 
災害をピックアップすると
 
 
 
 
「いじめっ子転校生のあいこ」「先生の人事異動」「母親の病気」「父親の襲来」
 
 
 
 
一見すると、人事異動や父親の襲来は例外に思えますが、「そのときに起こらなければならない因果関係」がないので、災害と言えます。
 
 
 
 
もしこれに、「先生が優しくしてくれたことが、逆に先生にあらぬ疑いをかけ、やむなく人事異動となった」とか、「母が倒れ、頼れる人物がおらず、やむなく嫌いな父に助けを求めた」など、何らかの因果関係があった場合は災害ではありません。(ただ、これじゃ陳腐なので納得できないと思いますが…。)






つまり、例にあげたこのお話。子供の悲劇を描いた人間ドラマに見えるんですが、
 
 
 
 
 
限りなくパニック映画に近いんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
人間ドラマというのは、「結果」よりも、「なぜそうなったか」が重要です。
 
 
 
 
 
「なぜいじめられたか」
「なぜ先生は異動しなければならなかったのか」
「なぜ母親は病気になったか」
「なぜ暴力的な父親が帰ってきたのか。そもそもなぜ暴力的なのか。」
 
 
 
 
 
ここに説得力があればこそ、人は物語の世界に没入し、感情移入することができます。
 
 
 
 
 
それが無かったり、曖昧だったりすれば、出来事は「災害」となってしまい、ドラマは失われます。
 
 
 
 
 
結果、物語の世界に入ることなどできないのです。
 
 
 
 
 
 
 
ここまで読んでくださった皆さんも、心当たりがあるのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
「えっ!?なんでこのキャラここで死んだのさ!」
「えっ!?せっかく幸せだったのに、病気にしちゃうの!?」
「ど、どうしてここでコイツとコイツがバッタリ出会うんだ…?」
 
 
 
 
 
連載ものでよく見かけますよね。
 
 
 
 


これは本当に、ただただ書き手の都合です。
 
 
 
 
 
物語とは、常に前に進めなければなりません。
 
 
 
 
 
オフビートとかロードムービーでもない限り、物語が停滞することは許されないのです。

 
 
 
 
 
前に進まなければ、マンネリ、ダレ、中だるみというレッテルを貼られます。
 
 
 
 
 
ですが、物語というのは何か劇的なことを起こさないと進みません。
 
 
 
 
 
もう理由とかいいからとりあえずそうなったことにしちゃえ!と、理屈を抜いて書いてしまうんじゃないかと思うんです。

 
 
 
 
 
そこに、ビジュアルや楽しさ、萌えとか、そういう付加価値があれば物語が進まなくてもいいんですが……

 
 
 
 
 
 
 
 









なんか、連載という言葉を出して思い出したすごくわかりやすい例を思いついたので書きます。
 
 
 
 
 
 
 
「キン肉マン」や「ドラゴンボール」というのは、理屈抜きで、強い奴のあとにさらに強いやつがきて、それを倒す!という話の典型です。
 
 
 
 
 
しかし、世界中で愛されています。理屈抜きの面白さがあるからです。
 
 
 
 
 
 
 
そして、「ワンピース」は、作者、尾田栄一郎さんの「理屈抜きの面白さはキン肉マンとドラゴンボールで完成しているので、全てが理屈で繋がる物語を書きたかった」という思いがあって、あの壮大な物語は成り立っています。








私は、キン肉マンもドラゴンボールもワンピースも好きですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
ワンピースがやっぱり一番好きです。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして苦手なのは
 
 
 
 
 
 
 
 
「君に届け」の絵柄と設定で内容は「キン肉マン」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…ちょっと長くなった上に最後よくわかんなくなりましたが…

 
 
 
 
 
少しでも「ああ、わかる気がする」とか思ってもらえたら嬉しいです。
 
 
 
 
 
私もいつか、ワンピースみたいなお話を書けるよう頑張るぞーわー

 
 
 
 
 

というお話でした。

お目覚めフレッシュ

明日は本番です。





小屋入りの日というのは緊張と楽しさの入り混じった、他にない感覚が味わえます。
 
 
 
慣れ親しんだ新生館シアター。不安要素はありません。



しかし、脚本は10ページしか書けていないのです。




……。




まぁ…きっとなんとかなると思います。




隣に、今回、ダンス担当のキャスト、山田祐奈さんがきました。





「振り付け、どうするんですか?」



「うん?ああ、明日までに脚本書き上げるから、朝合わせよう。」





「そうですか。」




「なんとかなるよ。」




「なんとかなりますよね。いつも、そうでしたもんね。」






HAHAHAHAHA








ここで目が覚めました。




汗ビッッシャビッッシャでした。

布団でしばらく「チガウ、キョウ、ホンバン、チガウ」とかブツブツつぶやいていました。





これが2週間ほど前の出来事。




すぐさま、夢の中にも登場した山田祐奈さんに連絡しました。






彼女とは高校のときに知り合いました。コンテンポラリーダンスを主に学んでいます。



そうです。



登場人物がベラベラしゃべりまくるだけで気がついたらエンディングになってるようなきのこの森のお芝居に



「身体性」が加わろうとしているのです!!






身  体  性






なんと甘美な響き






私がお客様に再三ご指摘いただいた(というのは大袈裟で、実際は一度だけしか言われたことがないとか、そもそも誰に言われたのかすら主宰が覚えていないことから完全な被害妄想であるとか、諸説あります。)「身体性が足りない」という要素を、ついに取り入れることになりそうです。



とは言ったものの



2週間前、連絡したときに山田さんと交わしたメールは




「あの〜…呼んでいただいて大変恐縮なんですが…。私、どのような形で関われますか?」




「うーん…(ぼく、ダンスのことよく知らないからわかんねえし保留にしとこう)こんど話そう!!!」





ちなみに、( )内は心の声ですので、山田さんには伝えていません。


多分、このブログみたら怒られると思います。



明日会うので謝ります。
 
 
 
  
 
……えー。






正直な話、まだどうなるかはわからないというブログでした。

 
 
 
 
久々とはいえこの結びというのは酷いですね。
 
 
 
 
とにもかくにも
 
 
 
 

フライヤーも完成しました。

 
 

脚本も着々と進んでおります。
 
 
 
 
今までボーッとゲフンゲフンオエッホウエエッヘッ沈黙を守っておりましたが
 
 
 
 
これからブログも更新していきたいと思います。
 
 
 
 
と、いうわけで。
 
 
 
 
 
 
こんにち悪い冗談。よしていただきたいですね。

 
 
 
 
主宰です。
 
 
 
 
きのこの森第4回公演「ハートに火をつけて」
 
 
同時上映「エンドオブホワイトハウスダウン」
 
 
 
 
何卒よろしくお願い致しします。
 
 
 
 
 
 
 
 
追記
 
 
 
ブログのアップを忘れて、このブログ内容で言う「明日」になってしまいました。
 
 
 
山田さんにはパンケーキを奢って許していただきました。




 
 
 
きちんとお話もしたので、なんとかなりそうです!!



頑張るぞー!!おー!!(空回り)
 

ショートとスモール

こんにちハイジ。クララのばか。人でなし。
 
 
 
 
 
主宰です。
 
 
 
 
 
今回は、社会風刺ネタです。
 
 
 
自分で言うのもなんですが、必見です。きっと、社会のあり方について考え直すきっかけになると思います。
 
 
 
 
 
スモールとショート 
 
 
 
思いつくのはそう
 
 
 
 
コーヒーですね。
 
 
 
 
正確に言うと、大手カフェチェーンですね。
 
 
 
 
私は、サンマルクカフェでバイトしています。ちなみにサイズ表記はS.M.Lです。
 
 
 
そして弟は、常に顧客満足度1位を誇る、カフェチェーンの第一線、スターバックスで働いています。ちなみにサイズ表記は、Short.Tall.Grande.Ventiです。
 
 
 
 
スモール、ミディアム、ラージ。
 
 
 
ショート、トール、グランデ、ベンティ。
 
 
 
 
 
かつて、スタバが流行り始めのころ、「なんだよショートって!スモールじゃダメなのかよ!紛らわしい!」とか思っていた頃がありました。
 
 
 
しかし、現在スタバはオシャレカフェチェーンとして確固たる地位を確立し、今や、「ショート?常識でしょ?」とでも言いたげな若者が跋扈し、負けじと田舎者やアラフォー以上がスタバに押し寄せています。
 
 
 
 
 
結果…
 
 
 
 
 
ショートとスモールの境界線が曖昧になっているのです。
 
 
 
 
 
 
これは気のせいなんかじゃありません!!実際に2年半サンマルクカフェで働いてきたからこそ実感した事実なのです!!
 
 
 
 
 
思えば異変を感じ始めたのは一年ほど前…
 
 
 
 
 
私の働いているサンマルクカフェの向かい側には、スタバがあり、もちろんスタバのほうが人気なので、スタバに座れなかった人たちがサンマルクカフェに流れてくることが多々ありました。
 
 
 
私はこれを、「スタバ難民」と呼んでいます。
 
 
 
スタバ難民の特徴は、スタバで頼めることを他のカフェでも頼めると思い込んでいること。
 
 
 
 
「ソイ…あります?」
 
 
 
 
「ココアにホイップ乗せてくれません?」
 
 
 
 
「キッズ用飲み物あります?」
 
 
 
 
「カップ、あつ〜くしてね!」
 
 
 
 
「デカフェあります?」
 
 
 
 
「フラペチーノみたいなのあります?」
 
 
 
 
スタバ行けや!!!!!!!(心の叫び)
 
 
 
 
そんな、選民主義エリート思考のスタバ難民を見分ける簡単な方法がありました。
 
 
 
 
 
「コーヒー。ショートで。」
 
 
 
 
 
スモールや!!!!!!!!!(心の叫び)
 
 
 
 
 
こんな具合で、SML表記のサンマルクカフェでショートと頼む人がいたら、「ああ、スタバに入れなかったんだなあ」と思っていました。
 
 
 
 
 
 
…が。
 
 
 
 
 
 
時が流れゆくにつれ…。
 
 
 
 
 
 
「コーヒー、ショートで。」
 
 
「Sサイズですね〜かしこまりました〜」
 
 
「カフェラテと、ブレンド。両方ショートで。」
 
 
「かしこまりました〜」
 
 
「アイスコーヒーショート」
 
 
「……は〜い」
 
 
 
 
 
シ ョ ート っ て 頼 む 人 が 増 え て る
 
 
 
 
 
これは間違いありません。断言します。増えてます。
 
 
 
これはえらいことです。
 
 
 
同じSなんだからいいじゃん。
 
 
 
とんでもない!!!!
 
 
 
私も脚本書きの末端です!言語の乱れは許せません!!!
 
 
 
ましてやねえ、日本語が乱れた代わりに、英語教育に力入れてるんでしょう?サイズくらいちゃんと言えや!!!
 
 
 
 
 
ここで、S.M.Lと、Short.Tall.Grande.Ventiのサイズ表記の意味を確認しましょう。
 
 
 
 
Small
 
小さい
 
 
 
Medium
 
中間、中庸
 
 
 
Large
 
大きい
 
 
 
 
続いてスタバ基準
 
 
 
 
Short
 
(背が)低い、短い
 
 
 
Tall
 
(背が)高い
 
 
 
Grande
 
イタリア語で「偉大な」
 
 
 
Venti
 
イタリア語で「20」このサイズの容量が約20オンスであることからだそう。
 
 
 
※なぜGrandeとVentiだけイタリア語かというと、スタバはイタリアのカフェスタイルを取り込んで成功したので、創業者が敬意を払ってイタリア語のサイズ表記にしたんだそうです。
 
 
 
 
 
ほら、日本語にするとわかりやすいですよね?
 
 
 
 
ショートとLで!
 
 
 
低いのと大っきいの!
 
 
 
 
嗚呼ダサい!!!!
 
 
 
こんなにダサくて幼稚なことしてなんで耐えられるんでしょうか!?
 
 
 
知ってる私がオシャレで、間違える人がダサいとか、そういう優越感に浸ろうというわけではないんです!
 
 
 
「俺、オシャレだろ?」「私、知ってますから」という顔で「ショート」と頼むダサさについて言及しているのです!
 
 
 
 
しまいには…
 
 
 
 
 
コーヒー。トールで。
 
 
 
 
 
T っ て ど こ に か い て あ ん だ よ ! ! !
 
 
 
 
 
言いたいけど言えない苦しさ。
 
 
 
 
 
しかし、バイトの同僚は戦いました。
 
 
 
 
 
トールって頼まれたの、一度じゃないんです。たまにあるんです。
 
 
 
 
お客さん「トールで。」
 
 
 
同僚「すみません。当店のサイズ表記はSMLなんですよ〜。」
 
 
 
 
 
正しい!
 
 
 
 
 
しかし、それに対して
 
 
 
 
 
お客さん「チッ……Lで」
 
 
 
 
 
そ こ M じ ゃ ね ぇ の か よ ! !
 
 
 
 
 
なぜ…なぜトールと頼んでLになる!グランデかベンティならまだしも!!
 
 
 
 
 
ゼェ…ゼェ…
 
 
 
 
 
ですが、最近感じたことは…
 
 
 
 
 
 

 
スモール界とショート界の境界が曖昧になっているんじゃないかということ。
 
 
 
 
 
 
 
一度、あまりのことに放心してしまった出来事があります。
 
 
 
 
忘れもしない。渋谷のエクセシオールカフェでのことです。
 
 
 
 
ショートスモール問題に敏感になっていた私は、きちんと確認しました。
 
 
 
 
よし、ここはSMLだ。ちゃんと書いてあるぞ。

 
 
 
 
 
ぼく「コーヒー、Sサイズで」
 
 
 
 
 
 
店員「はい、コーヒー、ショートですね。」
 
 
 
 
 
 
…………。
 
 
 
 
 
………は?
 
 
 
 
 
…オイ。
 
 
 
 
 
 
じ ゃ あ M は な ん な ん だ よ ! !
 
 
 
 
なんでこっちが恥かいたみたいになってるんだ!!!
 
 
 
あなたスタバ行きそうな見た目ですもんね!セミロング!マロンブラウン!十中八九大学生だ!スタバに憧れたけど倍率の高さで(弟がスタバに入ったときは、なんと応募が120人もいたうちの3人しか受からなかったそうです。倍率40倍!!バイト不足のこのご時世にスタバは素晴らしい!!)入れなくって、なんとなくカフェへの憧れで入ったエクセシオールカフェでもスタバを引きずってるわけですか!?
 
 
 
 
…偏見で人を決めつけてはいけませんね。
 
 
 
でも……ぼくは間違ってない……!!
 
 
 
 
 
 
ただ、そんな私にトドメの一撃を喰らわせる出来事がつい最近ありました。
 
 
 
 
 
 
サンマルクで働いているときのことです。
 
 
 
同僚の女性が、外国人のお客様にサイズの説明をしていました。
 
 
 
外国人のお客様の場合、「SML」と言うだけじゃ伝わらないことがあるんですね。
 
 
 
 
 
 
 
同僚「サイズはショート、ミディアム、え……え、エルがあります。」
 
 
 
 
 
 
 
…。
 
 
 
 
 
 
……。
 
 
 
 
 
 
 
………私がおかしいんでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
ショートでもスモールでもどっちでもいいんでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
ショートの次はミディアムでいいんでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
Lサイズは「エル」なんでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
ただ…せめて…このブログを読んだ皆さんは…
 
 
 
 
 
 
 
ショートとスモール、使い分けに少し気を配っていただければ幸いです。
 
 
 
 
 
 
 
他ならぬ…あなた自身のために…。
 
 
 
 
 
 
 
店員は…見ています…。
 
 
 
 
 
 
クヒヒ…。
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなこと考えてたらばかばかしくなったのでバイトやめました。
 
 
 
 
オープニングスタッフの入った1ヶ月後に入り、2年半働きました。
 
 
 
 
やめた記念というわけではありませんが、振り返りにこんなこと書いてみましたとさ。
 
 
 
 
それではまた次回。

飽きっぽさ

こんにち半分こ。世界平和ですね。
 
 
 
 
 
主宰です。
 
 
 
 
 
奇跡的にブログが続いています。
 
 
まあ、公演が終わってボーッとやることもないからとりあえずブログ書いてると考えるのが妥当なんですが
 
 
そんなことでブログ書いたりしません


 
 
 
 
 
私は飽きっぽいのです。
 
 
 
 
 
 

 
とても、飽きっぽいのです。
 
 
 
 
 
 
死ぬほど、飽きっぽいのです。
 
 
 
 
 
 
最近、あらゆる事柄がこれで説明つく気がしてきました。
 
 
 
まず、きのこの森のプロフィールに「コメディ多め」と書いて、コメディを全然やらない点。
 
 
もう、「コメディ多め」と書いた時点で、コメディに飽きてますね。多分。
 
  
内容も、毎回なんとなく雰囲気が変わるのも、飽きるからなんです。
 
 
 
 
そう、内容について。
 
 
 
きのこの森のお芝居は、アンケートに書いてくださった感想をもとにものすごく肯定的な言い方をすると、「テンポがよくて、息もつかせぬ展開の連続!役者のエネルギーが伝わってきて、見た後充実感がある!」みたいです。
 
 
 
否定的に言いかえますと「速すぎてなにが起きてるかわからない。展開が多すぎ。うるさい。つかれる。」ごもっともです。
 
 
 
 
良くも悪くもどうしてそうなるかというと。
 
 
 
 
 
私が飽きるからです。
 
 
 
 
 
だって……チンタラ進むお話って眠くなるじゃないですか……。
 
 
そう…眠くなるんですよ…。
 
 
 
お芝居をみるとき、まず、「どのタイミングで寝るか」というのを考えます。
 
 
どんなに寝溜めしたとしても、眠くなってしまうのです。
 
 
大抵開場時間になってすぐに入り、開演まで寝ます。
 
 
…たまにいつの間にか始まってたりすると悲しくなります…。
 
 
ほんと…序盤チンタラするのも必要だと思いますよ?チンタラにも市民権はあります。チンタラを否定はしません。
 
 
ただ私には合わないのです。
 
 
 
わかったから次進んでよ!
 
 
 
と、思っちゃいます。
 
 
 
 
 
(ちなみに、今まさに電車でこのへんを書いてる最中に寝ました。寝不足とかあまり関係ありません。もうただねむくなってしまうのです。一時期本気で病気を疑ってました。)
 
 
 
 
 
あと、微妙な心情変化とかのシーンもダメです。
 
 
 
好きなら好きって言えよ!
 
 
 
言ってくれないとわかんない!言いたいことがあったらハッキリ言って!
 
 
 
身も蓋もなさここに極まれり。
 
 
 
 
ボソボソ、ポツポツ、ゆっくり喋られるのも飽きます。
 
 
だから、もうすごいスピードでお話が進んで、ギャーギャーうるさくて、脳に刺激がビンビンビン!そしていつの間にか終わっている。
 
 
そんなお話が好きなんですよね。
 
 
 
というかそういうのじゃないとまともに観ることができません。
 
 
 
映画や舞台をみていて、たまーにそういうのに当たると、飛び上がって喜びます。
 
 
逆に、自分の好みのつくりじゃないのに飽きない作品に出会うと、感動します。
 
 
 
 
ただ、やっぱり少ないんですよね。
 
 
 
 
観る量が少ないことも原因の一つとは思いますが…それでも少ないんです。
 
 
 
 
 
だったら、自分でつくろうっと。
 
 
 
 
 
結局、自分が観たいものをつくっていますというお話でした。
 
 
 
 
 
これから、私が観たいと思うものを、同じく観たいと思っている、趣味の合うお客様が増えていくことを、切に願っています。
 
 
 
 
今日も頑張ろう!インプットとアウトプット!
 
 
 
 
 
 
と、思った矢先、カレーを作って夜が終わりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カレーおいしいですね。
 
 
 
それではまた次回
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